tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

第8回古社寺を歩こう会、いよいよ明日(10/1)開催です!

2011年09月30日 | 古社寺を歩こう会
10/1(土)開催の古社寺を歩こう会「神奈備の三輪山登拝と纏向遺跡」、いよいよ明日の開催となりました! 歩こう会へのお申し込みは50人(うちブログからのお申し込み24人)、懇親会へのお申し込みは28人(同16人)となりました。

雨天決行ですが、天気予報によると、今日は午後から降水確率70%ですが、その後徐々に回復し、明日は朝から10~20%で午後から晴れる、となっています。雨の具合によりますが、三輪山登拝をされる方と、されない方の2グループに分け、登拝されない方には、桜井市観光ボランティアガイドの会の中谷さんと駒崎さんに周辺の見どころを案内していただきます。登拝される方は、足元が滑りやすいので、特に下山の際には十分ご注意下さい。靴はキャラバンシューズかトレッキングシューズ、少なくとも運動靴を着用してください。

明日は、JR三輪駅前で09:20に開会式を行います(09:05受付開始)。お昼は特製「仕出し弁当」を用意していますが、お茶など飲み物は、ご自身でご持参をお願いいたします。懇親会は、桜井駅構内の贔屓屋で飲み放題つきです。座敷が取れませんでしたので、4人がけのテーブルとカウンターに分かれてしまいます。スケジュールの詳細はこちらおよびこちらでご確認ください。

当ブログ愛読者で登山がご趣味のtenbouさんから、トップ画像の三輪山の地図と、以下の詳細な注意書きを送っていただきましたので、紹介します

三輪山登拝計画

コースタイム (少しゆっくりしたタイムです)
狭井神社(標高110m)―40分―水垢離小屋(270m)―40分―高宮神社(446.7m)―5分―山頂磐座 (467.1m)―50分―狭井神社(110m)

登り 1時間25分 下り 50分 この時間は休憩を含みません  
距離 片道約 2.1k 高低差 約350m

注意事項
1.登拝道は初めは緩やかですが水垢離小屋を過ぎるとかなり急登(階段)の連続になりますのでこまめに立ち止まって小休止をしてください
2.けっして大股で歩かず小幅で歩いてください
3.杖は必須です(貸していただけます)
4.たぶん汗をかきますので、下着は速乾性のもの。登りは薄着で
5.下りは出来るだけ踵で歩かずべた足で。急なくだりはつま先から進んでください
6.大スズメバチの情報がありますので、黒い上着はさけて白っぽいものを。また必ず白っぽい帽子を着用してください(または頬被り用の白いタオル持参)。女性の香料は禁物です。蜂は黒いものや香りの強いものを狙います
7.当日の天候にもよりますが、雨具は上下別々になったカッパが良いでしょう
8.下山の際は捻挫予防のために靴ひもを締めなおしましょう 

さすがに行き届いたご説明をいただきました、有難うございました。狭井神社には「薬井戸」という神井があり、飲みやすく整備されているそうです。ただし注意書きに「近年ミネラルウォーター感覚で大量にお持ち帰りになる方を見受けます。お一人で大量に汲まれますと水量が底をつき他の参拝者にご迷惑を及ぼします。よろしくご理解ご協力の程お願い申し上げます」とあるそうですので、くれぐれも常識の範囲内で利用するよう、ご注意ください。

ではお申し込みの皆さん、明日はよろしくお願いします!
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會津八一と奈良、10/15(土)開催!(2011Topic)

2011年09月30日 | お知らせ
10/15(土)午後2時から、学園前ホール(奈良市西部会館市民ホール)で、文化講演会「會津八一(あいづ・やいち)と奈良~没後55年の実り~」が開催される。同ホールのHPによると

日時:2011年10月15日(土)開演14:00 開場13:30
*講演会「會津八一の奈良歌」中田紀子(エッセイスト) 
*フリートーク『歌でつなぐ仏のこころ』中田紀子(エッセイスト)、青山茂(奈良学研究家) 
入場料
前売り 一般:500円/奈良市在住70歳以上高齢者割引:400円  
当 日 一般:600円/奈良市在住70歳以上高齢者割引:480円

全席自由席 ※未就学児のご入場はご遠慮ください。
チケット発売所:学園前ホール窓口 ☎(0742-51-2001)


會津八一は、1881年(明治14年)8月1日に生まれたから八一と名付けられたそうだ。亡くなったのは、1956年(昭和31年)11月21日なので、確かに今年が没後55年である。ちょうど「かすがの(春日野)に おしてるつき(照る月)の ほがらかに あきのゆふべと なりにけるかも」という季節になった。学園前ホールは、近鉄学園前駅南口を出たすぐのところである。ぜひ、ご参加いただきたい。
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ぽくぽく ~ヤマトポークが美味しいカフェ~

2011年09月29日 | ならまちで昼食を
今年8月、「ヤマトポークとカフェ 器のお店 ぽくぽく」(奈良市勝南院町23)がオープンした。場所は、「粟ならまち店」や「樫舎」の前あたりで、以前はここに「cafe 萬美乃」というカフェがあった(萬美乃は奈良市鳴川町5に移転された)。お店の案内ハガキによると《この夏、夫婦でオープンしたごはんが食べられるカフェです。是非、お立ち寄りください! 近鉄奈良駅より徒歩10分ほど、“ならまち”エリアの一角に佇む小さなお店です》。





《奈良県特産の美味しいブランド豚 ヤマトポークのサクサクとんかつがオススメのお店です! 少しですが、オリジナルの器の販売もしています。お気軽に覗いてください。奈良公園やならまちの散策途中に、美味しい珈琲や甘味をお供に、ひと休みしていただけたら嬉しいです。ご来店をお待ちしております》。







カフェメニューも充実しているが、私にとってはやはり「サクサクのとんかつ ¥1,400~ 肉はとってもジューシー」「甘辛ガーリックのトンテキ¥1,400~ ウマ」が魅力的である。ランチタイムにお邪魔した。


添加物を使わないオーガニックのパン粉は、粗めでサクサク

写真は「サクサクとんかつのセット」(150g)1,600円。とんかつのサイズは、120g(1,400円)、150g(1,600円)、210g(2,000円)から選べる。「210gって、どんなもんですか?」とご主人の明星剛志(みょうじょう・たけし)さんにお聞きすると、「お止めになったほうがいいですよ、とても食べきれないボリュームです」ということだったので、150gをチョイス。それが写真のとんかつであるが、これでも相当のボリュームである。焼いて肉が縮むトンテキならいざ知らず、衣がついて大きくなるとんかつなら、120gで十分だろう。


10/19再訪。「甘辛ガーリックのトンテキ」(150g)1,600円をいただいた
(次の写真も)。肉の美味しさは、トンテキの方がよく分かる




近藤豆腐店の濃厚豆乳と、イノシトール類(抗脂質肝ビタミン)の豊富な「ツプリナ」の前菜


ゲランドの天然塩。とんかつはこれでいただくと、ヤマトポークの美味しさがしみじみと分かる

肉は分厚く柔らかく、とてもジューシーである。麦や雑穀の入ったごはんは、お代わりもできる。とんかつはゲランド(フランス・ブルターニュ半島南部)の天然塩(海水から塩田で作られた塩)で、ほのかな甘味が感じられる塩である。もちろんウスターソースも用意されているが、やはり塩でいただくのがオススメである。



食後には「栗の実入り マロンミルクのアイスクリーム」300円をいただいたが、栗の味がシッカリした美味しいアイスクリームであった。これは女性にも受けそうである。



ご主人は、大阪あべの辻調理師専門学校で学ばれたあと、東京浅草の著名なふぐ料理店「三浦屋」や、「星のや 軽井沢」で修業された。その後、初めて出されたご自分のお店が「ぽくぽく」というわけである。ご主人は、「ぽくぽくのブログ」というほのぼのとしたブログも書いておられる。

美味しいヤマトポークが堪能できるお店である。次はぜひ、トンテキを試してみたい。皆さん、ぜひ「ぽくぽく」をお訪ねください!

※奈良市勝南院(しょうなみ)町23 0742-31-2537 11:00~20:00 火曜休 Pなし
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記紀・万葉まほろばウオーク&トーク(第3回)は、10/12開催!(2011Topic)

2011年09月28日 | お知らせ
ここへきてめっきり涼しくなり、県内各地を巡るには絶好のシーズンとなった。そんな中、NPO法人奈良元気もんプロジェクトは10月12日(水)、「第3回記紀・万葉まほろばウオーク&トーク」を明日香村周辺で開催する。同NPOのブログから詳細を引用すると、

第3回記紀・万葉まほろばウオーク&トークのご案内

NPO法人奈良元気もんプロジェクトでは、記紀・万葉まほろばウオーク&トーク の第3回目を、「大和三山と藤原京の魅力に迫る」をテーマに10月12日(水)に開催いたします。

私たち、奈良元気もんプロジェクトが企画しているウオーク&トークは、 単にウオークを楽しんでいただくのではなく、
・実際にその場に立って奈良の美しさや魅力を体感していただく
・奈良の自然や歴史・文化・香りを全身で楽しんでいただく
・そして、奈良をもっと好きになっていただき、また訪れてみたいという気持ちをもっていただく ことをテーマに楽しいウオーク&トークにしたいと考えています。是非お気軽にお問合せ・お申込みください。

<コースの見どころ・ポイント >
地元に精通した観光ガイドならではの飛鳥・大和三山の魅了に触れていただきます 橿原神宮前駅から飛鳥の歴史や香りが残るルートをたどり、甘樫の丘へ続く道・風景を楽しんで いただきます 甘樫の丘では、万葉集に残された名歌の数々からいにしえの人の大和三山への思いを偲びます

昼食は、甘樫の丘公園近くの豊浦寺(向原寺)で摂っていただきます    
*豊浦寺は昔推古天皇の宮があったところで、聖徳太子もここにいた筈です
*昼食には、明日香の古代米弁当を用意しています
*また、大和三山・藤原京を舞台に製作された河瀬直美監督の最新作「朱花(はねづ)の月」のイベントを楽しんでいただきます お昼のひと時を楽しんでいただければ幸いです  

午後は、あすか夢の楽市から貴重な歴史の道をたどり、万葉人にもっとも愛された天の香久山を訪ねます 途中、朱花の月のシーンに出てくる風景に出会えると思います 最後に藤原京跡に咲き誇るコスモスを堪能していただきます

{お問合せ先} NPO法人奈良元気もんプロジェクト
TEL:0742-24-7770     FAX:0742-24-7771
E-mail visit-manyotour@yahoo.co.jp


単なるウォーキングではなく、河瀬直美の「朱花の月」を題材にしたイベントや、花盛りのコスモスを組み合わせるところが面白い。前回(第2回)は早々に定員(50名)に達して締め切られたようだが、今回はまだ大丈夫のようである。昼食つき、ガイド付きで1,500円とは安い! 平日のイベントであるが、可能な方は、ぜひお申し込みいただきたい。



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結崎ネブカだより 第3号

2011年09月27日 | 奈良にこだわる
「結崎(ゆうざき)ネブカ」は、県指定の「大和野菜」にも選定された大和の伝統野菜(葉ネギ)である。ネギといえば冬場のイメージだが、今年の出荷は8月末に始まり、9月中旬からは大手スーパーの店頭にも並んでいるようである。県(中部農林振興事務所)のHPによると《結崎ネブカの出荷が始まります! 奈良県磯城郡川西町では、大和野菜である結崎ネブカの栽培に取り組んでいます。今年度は新規会員が2名増加し、総勢17名の部会員となりました!土作り講習会、巡回指導の実施など行い、高品質のものを届けることができるよう取り組んでいます。出荷量の増える9月中下旬からは県内イオン各店舗でご購入いただけます。あまくておいしい幻のねぎをぜひご賞味ください》。
※トップ写真は、県のホームページより拝借

この「幻のネギ」のことは、これまで当ブログで何度も取り上げてきた。「結崎ネブカは、とろ~り甘い」「結崎ネブカがメディアに続々登場」「結崎ネブカうどん」「結崎ネブカの鍋焼きうどん」などである。これだけ書くと結崎ネブカの「通」と誤解されたのか、結崎ネブカ生産部会(事務局:JAならけん川西支店)が発行する「結崎ネブカだより 第3号」(2011年9月号)の巻頭(第1話)に、私のとりとめない話を掲載していただいた(わざわざインタビューにお越しいただいた)。「結崎ネブカだより」は発行部数が少ないし、第3号の内容はネットには出ていないので、以下、その中身を引用して紹介する(参考:結崎ネブカだより第2号)。

○おいしいところだけを取り出したようなネギ!
『結崎ネブカ』との出会いは、05年2月、当時「“奈良のうまいもの”づくり部会委員」を務めていたこともあり、取り寄せていただいたのがきっかけです。刺激臭が少なく香りや歯ごたえがいいので、どんな料理にも合い、まさに「ネギのおいしいところだけを取り出したようなネギ」ですね。また能面と一緒に天から降ってきたというストーリーもいいと思いますよ。

○『結崎ネブカ』をブログで紹介!その反響は…
西宮市に住む私のブログ愛読者がわざわざ結崎に来られ、「美ノ吉」さんの『結崎ネブカうどん』を食べ、「これは美味しい」とお向かいの「スーパーおくやま」で『結崎ネブカ』を何束か買って帰られたそうです。そのほか何人もの方がブログを見て静岡などから「美ノ吉」さんに来られたそうです。

○生産と出荷体制の確立、ブランド化定着への仕掛け
じわじわと認知され、著名レストランや青果商からの引き合いもある『結崎ネブカ』ですが、生産と出荷の体制がまだ整っていないように思います。「ほしいと思ったときにない」、これでは広がるものも広がりません。生産者も、もっと情熱やこだわりを表現すべきです。

いよいよ来年は記念すべき『結崎ネブカ復活10周年』の年、これを利用しない手はありません。地域が立ちあがって『結崎ネブカ』の普及に取り組みましょう。イベントなどを通じて住民の気持ちをひとつにし、全国へ発信していくことも大切です。ネッピーを利用した演出、マスメディアやWebの活用、他地域とのタイアップなどおもしろい仕掛けを考え、この素晴らしい『結崎ネブカ』を全国にPRしましょう!
 
そのためには、これらを企画提案、実践し「結崎ネブカ」のブランド化を牽引する“プランナー”や“コーディネーター”が必要です。『結崎ネブカ』を愛し情熱を持った人材が、地域と産物を変えるのです。

私の発言に「著名レストランからの引き合いもある」とあるが、当のレストラン「akordu アコルドゥ」の川島シェフへのインタビュー記事が「第4話」に出ていた。シェフは「『結崎ネブカ』も天から降ってきたというユニークな伝説もありますし、味も気に入っています。生産者の方々も『想い』を広くアピールされると、もっと伝わりやすいのではないでしょうか」と話しておられた。これは私の「生産者も、もっと情熱やこだわりを表現すべきです」と符合する。シェフへのインタビュー後記にも「生産者側も『想い』をこめて育てていきたいものだと強く感じました」とあった。

上記の私の発言は、いささか大仰なものとなったが、このネギの美味しさは、もっと広く知られるべきである。普通のネギのような売り方ではなく、半分に切り、細長いトレーにでも入れて、緑の部分と白い部分に分けて売れば、値打ちが分かるし、料理に応じて選べるので便利だと思うが…。

来年は「結崎ネブカ復活10周年」、再来年は、結崎にゆかりの「世阿弥生誕650年」の年である。これらをイベントに利用しない手はない。大和野菜を代表する「奈良の顔」として、大いにPRしていただきたいものである。皆さん、結崎ネブカを買って下さい!
コメント (2)
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