昨日(1/30)、平城宮跡で「第3回 あったかもんグランプリ」の表彰式と、「第1回 奈良大立山まつり」が開催された。あったかもんの提供は今日まで(1/31 16:30~20:30)、大立山巡行は火曜日(2/2 19:30~20:30)まで行われる。今朝(1/31)の奈良新聞によると、
前日とは打って変わって好天に恵まれた。スタート直後から多くの人が…
伝統と「光」競演 あったかもん最優秀「高取ごんだ鍋」
世界の人々の無病息災や幸福、平和を祈る新イベント「奈良大立山まつり」(同実行委員会主催)の2日目は30日、奈良市の平城宮跡で開かれた。前日は激しい雨でほとんどのイベントが中止になったが、この日は四天王像をモチーフとした光り輝く大立山4基の巡行など各種イベントが予定通り行われ、多くの人でにぎわった。
この写真だけ、今中奈穂さんのFacebookから拝借。他はすべて私の撮影(1/30)
お神輿がイベントを盛り上げる
午後4時半、四天王像に点灯。続いて広陵町「広陵金明太鼓」、同町櫛玉比女神社「戸閉(とたて)祭」、吉野町の金峯山寺節分会「鬼踊り」、御所市の鴨都波神社「ススキ提灯献灯行事」など、県内各地の伝統芸能が披露された。最後に、前日は2基だけに縮小されたメーンイベント「大立山巡行」があり、色鮮やかな四天王像の山車4基が会場を練り歩いた。
ウチの社員が曳いた「持国天」。トップ写真とも
また、午後8時半には、県内33市町村の屋台が参加した「あったかもんグランプリ」の表彰式が行われ、最優秀賞には高取町の「高取ごんだ鍋」が、優秀賞には安堵町の「あんどあったか芋煮鍋」、特別賞は野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ~大和牛ローストビーフを添えて~」と曽爾村「曽爾高原 力うどん」と下北山村の「きなりの郷 下北しし鍋」がそれぞれ選ばれた。
夫婦で写真撮影のため訪れた近くの乾井義実さん(74)は「大立山は立派な造りだ。奈良をPRする良い祭りになった」と喜んでいた。
「大立山巡行」では、ウチの会社から約30人がボランティアとして参加し、「持国天」像を曳いた。例年より気温が高かったとはいえ、薄着で参加するのは大変だったことだろう。「あったかもんグランプリ」では、一昨年に続き、私も審査員の一員に加えていただいた。33食の「あったかもん」を試食するのは大変だったが、今年はグッとレベルが上がっていて楽しかった。
金峯山寺からは山伏が登場
厳正な審査の結果、最優秀賞(グランプリ)は、高取町の「高取ごんだ鍋」。高取町の郷土食「ごんだ汁」をアレンジした鍋物だ。薬草・ヤマトトウキ(大和当帰)を練り込んだ手作り餅が美味しい。地元の猪肉は柔らかく煮えていて、新鮮野菜もたっぷり。これはよく考えられている。
最優秀賞の高取町「高取ごんだ鍋」。ヤマトトウキを練り込んだ手作り餅が秀逸
優秀賞は安堵町の「あんどあったか芋煮鍋」。前々回に特別賞を獲得した鍋物で、毎年秋に開催される「あんど芋煮会」で提供される逸品だ。里芋など地元産の野菜に、地元で飼育された大和牛(やまとうし)が彩りを添える。
牛肉の旨味がクセになる安堵町の「あんどあったか芋煮鍋」、優秀賞
特別賞は3点。野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ~大和牛ローストビーフを添えて~」は、牛テールのスープにいも餅(ジャガイモを混ぜたお餅)や地元特産の野川マナ、そこに凍り豆腐(野迫川村は凍り豆腐の発祥地)などを添えた逸品だ。
以下は特別賞。野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ~大和牛ローストビーフを添えて~」
曽爾村の「曽爾高原 力うどん」は、太くてコシのあるうどんに、宇陀金ごぼうを具材にした餅を揚げてトッピング、そこにほうれん草の天ぷらをあしらったもの。ツユも美味しくて、すべて飲み干してしまった。
曽爾村「曽爾高原 力うどん」
下北山村の「きなりの郷 下北しし鍋」は、臭味のない猪肉に村特産の「下北春まな」や里芋、玉ネギなど村の特産品がギッシリと詰まった鍋。山の幸をふんだんに盛り込んだ逸品に仕上がっていた。受賞された料理ご関係者の皆さん、おめでとうございます!
下北山村「きなりの郷 下北しし鍋」
最優秀賞に輝いた高取町。副賞は30万円!
とにかく今回は全体のレベルが高かった。特にトップ10は、甲乙つけ難い美味しさで、審査は難航した。今回は涙を呑んだ自治体も、ぜひ来年には再チャレンジしていただきたい。
なお「あったかもん」は鍋物には限らない。意表を突いた「温かい食べ物」を期待しています!
前日とは打って変わって好天に恵まれた。スタート直後から多くの人が…
伝統と「光」競演 あったかもん最優秀「高取ごんだ鍋」
世界の人々の無病息災や幸福、平和を祈る新イベント「奈良大立山まつり」(同実行委員会主催)の2日目は30日、奈良市の平城宮跡で開かれた。前日は激しい雨でほとんどのイベントが中止になったが、この日は四天王像をモチーフとした光り輝く大立山4基の巡行など各種イベントが予定通り行われ、多くの人でにぎわった。
この写真だけ、今中奈穂さんのFacebookから拝借。他はすべて私の撮影(1/30)
お神輿がイベントを盛り上げる
午後4時半、四天王像に点灯。続いて広陵町「広陵金明太鼓」、同町櫛玉比女神社「戸閉(とたて)祭」、吉野町の金峯山寺節分会「鬼踊り」、御所市の鴨都波神社「ススキ提灯献灯行事」など、県内各地の伝統芸能が披露された。最後に、前日は2基だけに縮小されたメーンイベント「大立山巡行」があり、色鮮やかな四天王像の山車4基が会場を練り歩いた。
ウチの社員が曳いた「持国天」。トップ写真とも
また、午後8時半には、県内33市町村の屋台が参加した「あったかもんグランプリ」の表彰式が行われ、最優秀賞には高取町の「高取ごんだ鍋」が、優秀賞には安堵町の「あんどあったか芋煮鍋」、特別賞は野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ~大和牛ローストビーフを添えて~」と曽爾村「曽爾高原 力うどん」と下北山村の「きなりの郷 下北しし鍋」がそれぞれ選ばれた。
夫婦で写真撮影のため訪れた近くの乾井義実さん(74)は「大立山は立派な造りだ。奈良をPRする良い祭りになった」と喜んでいた。
「大立山巡行」では、ウチの会社から約30人がボランティアとして参加し、「持国天」像を曳いた。例年より気温が高かったとはいえ、薄着で参加するのは大変だったことだろう。「あったかもんグランプリ」では、一昨年に続き、私も審査員の一員に加えていただいた。33食の「あったかもん」を試食するのは大変だったが、今年はグッとレベルが上がっていて楽しかった。
金峯山寺からは山伏が登場
厳正な審査の結果、最優秀賞(グランプリ)は、高取町の「高取ごんだ鍋」。高取町の郷土食「ごんだ汁」をアレンジした鍋物だ。薬草・ヤマトトウキ(大和当帰)を練り込んだ手作り餅が美味しい。地元の猪肉は柔らかく煮えていて、新鮮野菜もたっぷり。これはよく考えられている。
最優秀賞の高取町「高取ごんだ鍋」。ヤマトトウキを練り込んだ手作り餅が秀逸
優秀賞は安堵町の「あんどあったか芋煮鍋」。前々回に特別賞を獲得した鍋物で、毎年秋に開催される「あんど芋煮会」で提供される逸品だ。里芋など地元産の野菜に、地元で飼育された大和牛(やまとうし)が彩りを添える。
牛肉の旨味がクセになる安堵町の「あんどあったか芋煮鍋」、優秀賞
特別賞は3点。野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ~大和牛ローストビーフを添えて~」は、牛テールのスープにいも餅(ジャガイモを混ぜたお餅)や地元特産の野川マナ、そこに凍り豆腐(野迫川村は凍り豆腐の発祥地)などを添えた逸品だ。
以下は特別賞。野迫川村の「ギュウテール野迫川ポトフ~大和牛ローストビーフを添えて~」
曽爾村の「曽爾高原 力うどん」は、太くてコシのあるうどんに、宇陀金ごぼうを具材にした餅を揚げてトッピング、そこにほうれん草の天ぷらをあしらったもの。ツユも美味しくて、すべて飲み干してしまった。
曽爾村「曽爾高原 力うどん」
下北山村の「きなりの郷 下北しし鍋」は、臭味のない猪肉に村特産の「下北春まな」や里芋、玉ネギなど村の特産品がギッシリと詰まった鍋。山の幸をふんだんに盛り込んだ逸品に仕上がっていた。受賞された料理ご関係者の皆さん、おめでとうございます!
下北山村「きなりの郷 下北しし鍋」
最優秀賞に輝いた高取町。副賞は30万円!
とにかく今回は全体のレベルが高かった。特にトップ10は、甲乙つけ難い美味しさで、審査は難航した。今回は涙を呑んだ自治体も、ぜひ来年には再チャレンジしていただきたい。
なお「あったかもん」は鍋物には限らない。意表を突いた「温かい食べ物」を期待しています!