テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

紀の国屋食堂

2011-03-12 10:14:23 | 大衆食堂
 日本中が地震で大騒ぎしているときに、のんきなことをしているも気がひけます。地震は、きのうのこの昼食のすぐ後のことですね。「恵龍香」と同じ号の『タウン情報』に出ていた「紀の国屋食堂」にいってみました。松山市駅前にあるお店なので、前は何度となく通っていますが、これまであまり気にとめることのなかったお店です。



 『タウン情報』の「紀の国屋食堂」のぺーじを見たとき、思わずのけぞりましたねえ。デカデカと「松山うどんはコシがないから“コシ抜けうどん”なんです」とあるではないですか。これは「マズい!!」と言っているのも同然だと思うのですが…。いや、松山ではコシがないやわやわのふにゃふにゃであるうどんが、おいしいとされているんだったっけ。それにしても、「自家麺」でやわやわうどんをつくっちゃうのか、松山は。



 麺類、丼もの、オムライスなどをとりそろえた典型的な大衆食堂です。常連さんらしき人たちは、麺類か、日替り定食を頼んでいたようです。



 私はといえば、さすがにうどんは食べる気がしなかったので、はずしてもいいやという気持ちでカツ丼(600円)を所望いたしました。



 特徴といえば、玉ねぎとともにニンジンが玉子とじられていることでしょうか。あんまりニンジンが投入されたカツ丼というのは、記憶にないなあ。ニンジンぎらいの人から、妙な創作しないでくれ、という声が聞こえてきそうです。



 味噌汁は松山風に甘め。カツ丼は、思っていたよりもタレは薄くなく、思っていたよりも肉は硬くありませんでした。カツの衣なんかはカラっといい具合に揚っていました。600円という値段を考えれば、相応の品といったところでしょうか。



 「紀の国屋食堂」を出て、「高島屋」の裏手に行ってみると、中華料理店の「優」が閉店していました。最後の月のオススメは五目ラーメンだったのか。こういうのって、消し去ってから撤退しないのね。



 おいしい、まずいとは全く関係のない「愛媛うまい店1200 掲載店」のステッカーがむなしく貼られたままになっていました。



 こういうのをみると、「紀の国屋食堂」のように長くつづくということは、たいへんなことなんだなあと感じます。「浜坊」は移転しているとのことです。今度、たしかめにいってみたいです。それにしても、東北地方が別世界の出来事のようです。


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