テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

バル・コーノ

2011-02-07 08:52:07 | イタリア料理
 愛媛県人、特に東予の人は海賊の子孫が多いせいか、運動神経がいい人がいますね。長友選手が、イタリアのインテルで初出場を果たしたそうで、すごいことです。というわけで、鷹の子にあるイタリア料理店「バル・コーノ」にいってまいりました。



 前菜にホータレイワシのビール衣揚げ(420円)。店内、お客さんでいっぱいなので、けっこう待たされてご登場。それで、出てきてびっくり、量が多いのです。値段からして、2、3匹だと思っていたのですが。カラっと揚っているところに、ライムを搾って食べます。パルメザンチーズの風味が加わって、なかなかいい感じでした。



 冬なので、大粒カキのオリーブオイル煮(680円)を。これも、カキがたっぷり入っていて、分けて食べてもケンカになりません。



 アンチョビポテト(420円)。単純な料理のようですが、これもなかなか。ちょっとしょっぱいアンチョビの風味が加わって、夏だったらビールが進むという感じの一品でした。



 と、前菜は上々でした。問題はこちらのパスタ。野菜とカラスミのぺペロンチーノ(800円)を頼みました。これが、全然辛くありません。ボケた味。う~ん、松山では唐辛子(ぺペロンチーノ)という名称の料理を注文するとき、やっぱり「辛くしてください」といわねばならないのだろうか。それから、フライパンでからめるときに、ゆで汁でも入れすぎているのであろうか。妙にべたべたと汁があるぺペロンチーノでした。



 エビのトマトクリームソースのパスタ(870円)。これも、いま一つ、印象の薄いパスタでした。エビを使ったクリーム系のパスタならば、「フロア」の甘エビのクリームソースのパスタの方が、エビの風味が生きていていいですけど。まあ、その分、値段も違いますが。



 肉料理の種類が、あまりなかったのですが、主菜にイベリコ豚のプルマのステーキ(980円)を頼みました。



 豚肉だけど、内部がピンク色で、ほんとうに牛肉みたいです。表面がこんがり焼けていて、中は柔らかく肉の旨みが感じられます。おいしかったです。これは、大当り。



 街なかにあるイタリア料理店の客層は、女性客かカップルが主流です。「バル・コーノ」は、郊外店のせいか、老若男女でにぎわっていました。地元の人に支持されているのでしょう。個人的には、パスタとそれ以外の料理の出来に大きな差があるように思ったのですが、どうでしょうか。それにしても、値段は安い、良心的なお店ですね。


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