パスタの街・高崎～「デルムンド」

　上野駅にある石川啄木の有名な「ふるさとの 訛なつかし 停車場の…」の歌碑です。上野駅といえば、東北新幹線が東京駅まで開通するまでは、東北地方から上京する人たちの玄関口だったので、まことに似つかわしい歌碑だといえるでしょう。その奥に、なにやらテツらしきお方が、カメラを準備しています。



　何が来るのかと思ったら、寝台列車の北斗星でした。



　さて、高崎駅です。２年３か月ぶりです。前回、高崎に参上した時は、不覚にも高崎が「パスタの街」だということを知らないでいました。今回は、ぜひパスタを食べてやろうと思って、やってまいりました。



　駅の近くにある「デルムンド」へ。３階建てビルの２階にあります。店内は、けっこう狭めでした。



　階段付近に貼り付けられている品書きです。



　名物のハンブルジョア（８７１円）を注文しました。とにかく圧倒されるのが、そのパスタの量です。ふつうのお店の２人前以上はあるのではないでしょうか。まさに山盛り。茹で加減は、昔の洋食屋さんという感じで、やや柔かめではあります。その上に、これまた大きなハンバーグが乗せられ、そこにミートソースがかけられます。最後に、お店のおばさんから「チーズだいじょうぶですか」の声がかけられ、「だいじょうぶ」というと、粉チーズが振りかけられて完成です。ミートソースは、挽肉のつぶつぶ感がしっかりあり、濃いめの味つけでなかなかよかったです。名前の「ハンブルジョワ」は何に由来するのであろうか。それにしても、この量を女性が食べきるのは、けっこうきついのではないでしょうか。この上に、大盛りがあるということなのですが、いったいどれだけの量になるのであろう。



　スパゲティの他に洋食もあります。他のお客さんで、ポークソテーを注文している人がいました。それも、大きくて厚いお肉が３枚、お皿にのっていたけど、あれでいくらだったのかなあ。高崎パスタをはしごする予定だったのですが、１軒目で、次は無理状態になってしまいました。