テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

多忙だった関西出張にて①~梅田界隈

2013-05-14 07:54:01 | 国内旅行ー関西
 再開発が済んだ大阪駅の北側です。今回の関西出張は、まじめに働いたので、あまりウロチョロする暇がありませんでした。



 堂島川沿いの中津潘蔵屋敷跡地。中津は昨年、いったばかりのところです。



 軒を並べていた蔵屋敷のなかで、小藩だった中津潘の跡地になぜ記念碑が建つかというと、もちろん福沢諭吉先生の生誕地だからです。



 福沢諭吉生誕地から堂島川を渡って中之島に入ると関西電力本社があります。この雨の中を、原発反対派の市民が抗議活動の準備をしていました。がんばっていただきたい。関電側は、保安要員を大幅に増員していました。この増加する警備費も電気料金に上乗せされるのであろうから、なんともいえません。



 時間がなかったので、食事は梅田にて。大阪駅前ビル地下2階の「煮干しラーメン玉五郎」です。



 ラーメン(680円)です。茶色く濁ったスープです。具は、チャーシュー、しなちくに少量のねぎとごく一般的なもの。昔のラーメンでよくみられたナルトがのるところが、なつかしいです。スープをすすると強烈な魚介風味。そしてこってり感。松山でいえば、魚粉は用いていないようですが「周平」の味によく似ています。前後関係が逆かもしれませんが。



 麺はやや太めの縮れ麺。コシがあり、スープにからまります。



 こちらは何回か行ったことがある「九分九厘ざんまい屋」。阪急梅田駅に隣接した梅田一番街にあります。



 お好み焼きの半分には、各種地ソースの中から、好きなものをぬってもらえます。



 この日頼んだのは、新しく投入された品とおぼしき牛すじ玉(930円)です。「牛すじ玉の『玉』って何ですか? 玉子のことですか」と店員の女性に聞くと、「関西では『玉』はお好み焼きのことです。豚肉入りは豚玉、牛すじ入りは牛すじ玉です」とつっけんどんにいわれました。関西語には疎いからなあ。



 中には、甘く煮こまれた牛すじが入っていました。あの甘みが、あまりお好み焼きにあっていないのではなかったかと思ったのですが、関西人の嗜好はよくわかりません。次回からは、素直に豚玉にしよう。



 こちらは阪急3番街の「梅八」です。とんかつのお店です。阪急のこの商業集積、3の次はいきなり17か何か飛ぶとおもうのだけど、あの数字は何の意味なのだろう。ともかく関西人の考えていることは、よくわかりません。



 関西人の好きなビフカツがあったら、それにしようと思ったのですが、ありませんでした。豚専門です。ということで、「ヘレカツ」定食(1100円)に。関東では「ヒレ」、関西では「ヘレ」。この違いは何に由来するのであろう。それはともかく、ご飯・キャベツ・赤だしおかわり自由です。赤だしまでおかわりできるというのは、珍しいなあ。注文が入った時の、店員さんの「ヘレ1ま~い」というのはいいのだけど、「ごはん1ま~い」とかいうのは、おかしかったです。



 上野「蓬来軒」でも「1枚」と数えていたけど、トンカツ専門店共通の符牒なのだろうか。その「蓬来軒」のヒレカツよりもだいぶ小ぶりなのが来たなと思いました。まあ、価格は「蓬来軒」の半分以下なのだから、あたりまえなのですが。ころもはカリカリに揚がっていました。パン粉が荒めなので、ころもに突起ができてイガイガするくらいでした。お肉は適度な歯ごたえ。ごはん、赤だしをおかわりし、満腹です。



 同じ千円程度のトンカツ定食ならば、道後の「夢西今」よりも、こちら「梅八」の方が、肉質もよく、ごはんおかわり自由でもあり、だいぶ良かったなと思いました。


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