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テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

大震災報道

2011-03-16 10:33:55 | 日記
 想像以上の地震や津波の被害です。原発も思っていたほど簡単ではないようです。東京電力に勤めている知人もいるけど、なんとかがんばってほしい。テレビを見ていると、原子力が専門の大学の先生たちが出てきて、「人体への影響はない」とか「チェルノブイリのようにはならない」と繰り返し言っているけれど、情報操作かと思うほどです。最初の頃に海水注入に反対するかのようなことをいっていた専門家(要するに海水を注入したら、廃炉にするしかなくなるからだろう)や、きのうは放射性物質の中で、ヨウ素だけが問題かのような発言をしていた専門家がいました。オグラという、ふてぶてしい態度の司会者も、安全だという方向に誘導していてひどかったなあ。あいつが出てくる番組は、今後見ないことにしよう。今までも、見てなかったけど…。
 反原発運動を主導してきた原子力資料情報室の人たちや原発問題を取材してきたジャーナリストのコメントをテレビで見ないのはなぜだろう。きょうの『朝日新聞』は、小さく広河隆一氏の記事を載せていたけど…。広河氏のような人がテレビに出てコメントしたら、まったく違った印象になるのではないでしょうか。
 私は関東出身で、この状況で、アレ食べた、これがおいしかった、なんてことをする気になれないので、しばらく休みます。

伊方

2011-03-13 16:19:11 | 日記
 こちらは、かつて前を通ったことがある伊方町役場です。人口規模と比較して、非常に立派な庁舎です。



 それも、原発が立地していることからくる固定資産税や電源開発交付金のおかげなのでしょう。しかし、愛媛県在住者の何パーセントかは、今回の地震と福島原発の爆発から、海底活断層のすぐそばにある伊方原発にも不安感を抱いたのではないでしょうか。専門家は、前から地震国である日本に原発を建設することの危険性を説いてきたにもかかわらず、国と電力会社は「絶対だいじょうぶ」と言い張ってきたわけですが。
 少し落ち着いたかと思い、東京の知人たちに連絡をとったところ、家の中でモノが割れるなどは当然で、けっこう帰宅困難者になっていたりしました。デマのようなチェーンメールがすごいとこぼす人もいました。そういうことが起こるんですね。
 もっとも震源に近い仙台の知人は、さいわい海から離れたとことに住んでいて、仙台中心部は軽微な被害だといっていました。
 大学のサークルの後輩の出身地が陸前高田だったけど、彼の実家はだいじょうぶかなあ。

坊っちゃんスタジアムでサインボール

2010-04-19 09:24:27 | 日記
 年度末をのりきったシャム社長は少し暇になったようで、今週はプロ野球にさそわれました。シャム社長の野球の知識といえば、ルールがわかる程度です。でも球場にいくのは大好きです。要するに、飲んで騒ぐのが好きみたい。さっそくビールで乾杯して、試合前のつば九郎くんのファンサービスをみました。後からついていく見慣れない物体は、今年、松山市が開催する「しまはく」のゆるキャラだそうです。何をかたどっているのでしょうか。オレンジ色だから、やっぱりみかんかなあ。どうでもいいけど、発想が貧困な自治体です。



 ヤクルトも愛媛出身のスター選手がいなくなって、さびしくなりました。藤井とかは、いつの間にか敵方の読売にいるし。そんなヤクルトの中心選手の青木選手。きょうも、きれいにセンター前にはじきかえしていました。



 ヤクルトに得点です。私も、ひさしぶりに東京音頭をがなって、傘を上下させました。シャム社長は、重信音頭を歌いたそうにしていました。



 最後は守護神のイム投手の登場。WBCでのイチロー選手のサヨナラ打が蘇ります。いやいや、そんなものを蘇らせてはいけないぞ。甲子園をわかせたアイドル投手だった荒木投手コーチもだいぶ恰幅がよくなったようです。



 イム投手がきっちりしめて、ヤクルト勝利です。「踊り、踊おるなあら、ちょいと東京音頭~」 われわれは、ヤクルト側で見ていたのですが、なぜか周囲は読売密度が濃くて、ヤクルトの得点や勝利で喜ぶたびに、顰蹙を買いました。読売ファンだったら3類側へ行けよなあ。まったく愛媛県人の行動は、よくわからんわい。



 ヒーローインタビューは、好投した東海大甲府出身の若手・村中投手でした。低めのひょろひょろ球に読売の各打者のタイミングがことごとくはずれていました。変化球なんでしょうけど、どんな球種なのでしょうか。スクリューボールか何かかなあ。球場は、雰囲気はいいのですが、解説がないので、こういう時は不便です。



 さて、試合開始直前に、守備位置につくヤクルトの各選手が、観客席にサインボールを投げ込んでくれます。私は、もちまえの運動神経を発揮して、長年ヤクルトを引っ張ってきた宮本選手のサインボールを好捕! シャム社長もびっくりです。グローブ持参の愛媛のガキどもが悔しがっていました。ざまあみろ。



 宮本選手、ありがとう。家宝にします。これも須崎の猫神さまの効能でしょうか。招き猫を拝まないといけませんね。



新居浜産業遺産を探る

2009-08-21 09:39:49 | 日記
 科学博物館の特別展があまりにもしょぼかったので、思わぬ時間ができました。そこで、ひとっ走り、マイントピア別子までいってみました。このように、行政が無理やりつくった観光施設というのは、年間にどの程度、自治体が赤字補填しているのでしょうか。松山の坂の上の雲の記念館なんかも、どうなんでしょう。



 新居浜の人がこよなく愛する太鼓台の模型が展示されていました。2000円以下で、みやげものにならないかなあ。 



 みやげ物売り場では、たぬきが採掘作業をしていました。



 みやげ物売り場にあった、太鼓台を運行する地区名入りのリストバンド。人気の地区とかあるのかなあ。というか、買う人がいるのかどうか。1000円していたので、テトキチは買いませんでした。



 マイントピアからみえる発電所跡です。立派な産業遺産ですね。



 マイントピアで売っていた伊予柑ソフトです。愛媛の人は、土地の名産品には柑橘類をつかわねばならない、という強迫観念にとらわれているような気がしてなりません。でも、これはさっぱりとしていておいしかったです。



 それから市内中心部に向かいました。工業都市新居浜の原点である口屋跡にいってみたかったのですが、場所がよくわかりません。松山はここ数年で、観光名所への表示板や地図の設置が急速に進みました。新居浜はそのような状態にはありません。そこで、てきとうな公共施設に飛び込んできいてみると、親切に教えてくれました。昭和通りの広島銀行の角を曲がったところにありました。銅版レリーフがはめ込まれているところが、新居浜らしいですね。



 国指定の近代化産業遺産なのですが、当時を偲ぶものは老松しかありません。産業遺産が天然の松というのも、なんかチグハグでいいですね。



 尻無川(というのも、すごい名前ですが)にかかる共栄橋です。



 その手前の水路にかかっている共存橋。わりと最近、かけかえられたみたいです。こちら側は完全に暗渠となっているので、欄干を作る必要性は薄かったと思うのですが、新居浜の成り立ちに関わる橋ですから、ちゃんとつくってあります。



 住友と新居浜市が、共存共栄していくように、ということで名づけられた橋とのことです。

しまなみサイクリング

2009-05-26 12:42:04 | 日記
 前回、自転車が借りられなくて行けなかった大島へ、シャム社長といってきました。今なら糸山で、橋の自転車通行券を無料配布しています。



 糸山を出て約1時間。第一の目的地・魚芳さんに到着。名物のウニ丼を食す。ウニがあまい! これで目的の半分以上は達成したという感じ。



 「村上水軍博物館」に足をのばしてみました。松山市内のN高校の生徒たちに遭遇。なぜエヒメの高校生はジャージでウロチョロするのであろうか。大島でもジャージ姿。と思ったら、先生もジャージでした。エヒメの制服かぁ!?



 海賊たちの武器。



 無料で鎧の試着ができます。先祖が農民のシャム社長は、恥も外聞もなく試着しておりました。係の人が早く脱いでくれないかという顔をしているのに、調子に乗ってポーズをとりまくっていました。先祖もさぞお喜びでしょう。黄金週間は3時間待ちだったというので、平日がお勧め。



 中央の小さな平べったい島が、日本のソマリア・能島。「水軍」といえば聞こえはいいが、ようは海賊の巣窟です。城山三郎の『秀吉と武吉』の舞台であります。



 シャム社長のご希望で、博物館の目の前にある「能島水軍」にてウニ丼のはしご。満足。



 港といえば、ネコがつきもの。「お昼寝の邪魔しないでよねぇ」



 「もぎたて」で紹介されていた「村上かまぼこ」へ。「おらんだ」をくださいというと、「どっち? 広島?」ときかれました。「松山からです」というと、「あ、南海」という反応。同時期に、南海放送と広島のテレビ局が、同じような取材をしていったとのこと。それ以来、広島からも愛媛からもお客が来るのでしょう。世の中、影響されやすい人がいます。お前が言うなって。



 「おらんだ」は、ふつうのかまぼこよりも固めで、シコシコとした歯ごたえがあります。



 宮窪町のメインストリート。この通り沿いに役場もあります。右のお菓子屋さんは、「もぎたて」でも紹介の店。しかし、商店街の体をなしていません。



 海辺ということで、瓦もエビスさま。テトキチが民俗学的考察をしていると、シャム社長は、「う~、エビスビール飲みてえ」。どうしても考えがそちら方面へ。



 水軍博物館の眉の濃いおっさんのおすすめにしたがい、吉海のバラ園へ。バラのソフトクリームを食べました。



 園内には、「犬とバラ」という題材で、撮影を敢行するおばさん軍団。みんな一眼レフのいいカメラを持っていました。どうせなら、「ネコとバラ」にしてほしいと思うテトキチ。



 海岸沿いに出発地へもどりました。。約5時間ぐらいの行程です。せっかく消費したカロリーですが、うに丼と帰ってからおらんだをつまみに飲んだビールで元の木阿弥でしょう。