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テトキチワールド

 松山在住のテトキチの食べたり、旅したりの記録。ときどき、シャム社長のおともをします。

愛媛大衆酒場エビス

2010-06-07 09:47:14 | その他の料理
 さて、とある団体の春の例会というか、単なる飲み会。幹事が選んだ場所は、JR松山駅前の「愛媛大衆酒場エビス」です。その名の通り、大衆的な店構えです。前は、牛丼屋だかなんだかがあったところです。並びの弁当屋も閉店のようでした。そのならびの札幌ラーメンのお店は健在でした。でも、誰があのお店に行くのでしょうか。



 内部は、ちょっと昭和懐古調。この建物全体が古ぼけているので、しっくりいきます。



 品書き。上段は、七輪で焼いて食べるもの。下段は一品料理です。



 飲み物。我々は、生ビールのあとで、ただいま人気復活の角瓶ハイボールにいたしました。



 お通し。



 ずり。独特の歯ごたえが。



 はつ。



 煮込み。超あま~い味つけでした。松山味というやつでしょう。



 幹事おすすめの大型のイカ。



 豚ガーリック。店員さんが持ってきたとたん、ニンニクの香りが漂いました。



 これも、幹事ご推薦のきゅうり。



 豚キムチ。



 ししゃもと、せせりだったと思います。大衆的な居酒屋で「ししゃも」を自称して登場するのは、たいていカペリンだって、マンガにでてきたのを思い出しました。これもカペリンだろうな。



 ほっけ。



 ソーセージ。



 カマンベールチーズ。これも焼いて食べます。ここらへんでは、みんな酔っ払っていて、誰が何を注文しているのか、よくわかりません。



 じゃこかつ。写真は撮れども、食べた記憶がありません。



 最後に赤玉ポートワインを、誰ぞやが投入しました。シャム社長が好きなお酒です。そのため、シャム社長はわりと最近まで、ワインは甘いものだと思っていたそうです。
 


 赤玉ポートワインも、炭酸水でわって飲むようです。ちょっと試してみたかったのですが、そっちまで気が回りませんでした。誰が飲んだんだろう。今度、シャム社長でも誘ってみようか。



 お値段は、何がどうなったのか知りませんが、5000円払いました。まあ、あれだけ飲んで食べたのだから、安いんでしょう。このような居酒屋で味を云々してもしかたありません。だいたい、すぐに酔っ払ってしまうのですし。たのしくやれれば、それでよし。外人さんの老夫婦もやってきていて、日本の大衆酒場の雰囲気を楽しんでいました。

「愛媛大衆酒場エビス」 松山市大手町2-9-18 089-947-8270

みよし 駅前店

2010-05-26 09:56:49 | その他の料理
 三津浜方面に行く用があったので、この際だから、三津浜名物のお好み焼を食べてみることにしました。三津浜の商店街の入口にある「みよし 駅前店」にいってみました。以前、三津浜に住んでいる人に、「三津浜焼きといっても、広島風お好み焼と同じなんでしょ」といってみると、「ちがいます!」とキッパリいわれたことがあります。しかし、なぜかお店の看板には「広島風お好み焼」の文字が。



 お店の内部は、こんな感じです。



 広島のお好み焼き店のように、投入される具材などのちがいで何種類ものお好み焼きがあるというわけではありませんでした。基本は、肉卵台付きのみで、そばかうどんかを選べるようになっているだけです。「肉卵台付き」というのは、独特の命名ですねえ。



 たしかに広島と違い、そばにソースをかけて味をつけて焼いていきます。また、卵は広島のように薄く伸ばすようなことはしません。基本的にそのままです。そして、焼きあがると、半月型に折り重ねます。三津浜在住者がいったように、広島とはいろいろな点で異なる部分があります。



 焼いてくれたおばちゃんが「マヨネーズいる?」と聞くので、ありがたくいただきました。へらを入れて切り開いてみますと、広島風よりもごちゃごちゃした感じに出来上がっていることがわかります。550円のふつうのものでも、けっこう量がありました。三津浜の人々は、幼少期にこれを食べて育つんですね。



 三津浜から市内に帰る途中に、ホテルのケーキバイキングを発見しました。
 


 ラブホテルのサービスでした。最近のラブホテル事情には疎いのですが、このようなサービスはどこからか伝わってきたのでしょうか、それとも松山独自のものなのでしょうか。



 それにしても、ケーキをたらふく食べてから、甘~い気持ちでことに及ぶのでしょうか。それとも、一戦交えたあと、エネルギー補給のためにケーキをドカ食いするのでしょうか。また、ホテル利用者のうち、どのぐらいの比率で実際の利用者がいるのでしょうか。最も多く食べた利用者は、いくつたいらげたのでしょうか。興味は尽きません。でも、どんなにとトクでも、おトクもの大好きな「もぎたて」がとりあげることはないだろうなあ。

門田(お節)

2010-01-02 16:25:41 | その他の料理
 きょうから仕事です。あんまり正月という感じがしません。ス-パーも元旦からあいているし、世の中全体があんまり休まなくなっているような気がします。ですので、別にお節なんていらないのですが、なければないで寂しい気もします。というわけで、「門田」のものを買ってみました。このお重には、エビ、ホタテ、鯛、サーモンなどが入っています。サーモンにはみかんソースが添えられているのが、門田風ですね。



 2の重は、看板のローストビーフ、テリーヌ、ハム、サラミ、豚、鶏などです。
「門田」のお節は、いよてつ高島屋で買おうとすると、お節のパンフレットが出た時点で売り切れになっていました。おそらく、外商がついているような富裕層が一般向けに売り出す前に買ってしまうのでしょう。



 3の重は、鴨、雉、蟹、とこぶしなどで構成されています。



 和風のお節って、みかけだおしの伊勢海老をとっちゃうと、たべるものないじゃんって感じがします。だいたいお節料理って、保存がきくことが第一で、あんまりおいしいものじゃないですものね。商店が休まなくなった現在では、存在意義がうすれている感があります。自分の家で、つくっているような時間もどんどんなくなっているし。「門田」のお節は、食べるものがいっぱいあるのはいいですが、洋風だけあって、たんぱく質系中心で逆に栄養過多になりそうです。働いて、エネルギー消費をする必要がありそうです。

全日空ホテル

2009-12-29 09:36:24 | その他の料理
 年賀状を出し終えると、重くどんよりした気分も晴れますねえ。年末の華やいだ街が、好ましく感じられるようになります。とある会の忘年会もホテルで開かれました。こちらは「全日空ホテル」です。さて、「東京第一ホテル」と、どうちがかなあ。



 「東京第一ホテル」とは異なり、テーブルごとに大皿で料理が置かれ、各自で取り分ける形式でした。この前菜をまえに、参議院議員の山本順三センセとかの、くだらない演説をきかされました。



 順三センセも来夏の選挙に向けてがんばっておられるようですが、いかんせん今治出身のため松山での知名度はゼロに近いですね。センセの実のない話が終わって、やっと前菜にありつけました。こちらのサラダ仕立ては、底に鶏肉が隠れていたと思います。



 白身魚のフライです。給仕のお兄さんに、何の魚かたずねると、把握していませんでした。わざわざ聞きに行き、「鯛です」とのことでした。「東京第一ホテル」の冷えた天ぷらと違い、温かい状態ででてきました。あたりまえといえば、あたりまえなのですが。



 鮭を焼いたものにクリーム系のソースがかかっています。これもちゃんと温かく、おいしかったです。クリーム系が冷えていたら、食べられたものではないですからね。順三センセは各テーブルを回って、握手と名刺配りにせいをだしています。ドブ板モード全開です。



 ポークソテーです。こちらは、ちょっと固めで、切ると脂がジュワ~と出るというわけにはいきません。ここらへんは、宴会料理ゆえ、しかたのないところかも。



 豚で終わりかと思ったら、牛も出ました。肉に厚みもあるし、「東京第一ホテル」よりいいですね。しつこいようですが、料理はちゃんと温かい状態で出てきました。場内が暗くなったりしたため、写真はヘンな感じになります。



 最後にチャーハン、だと思うのですが。これは、まったくパラパラ感がなく、炊き込みご飯のようになってしまっていて、いけてませんでした。ひょっとすると炊き込みご飯だったのかなあ。わからないなあ。もう、だいぶ酔っ払っています。もっとも、この頃になると、みんな席を離れて勝手なことをやりだしていましたので、食べる人はほとんどいなかったのですが。



 ということで、松山一の格式を誇る「全日空ホテル」だけあって、冷めた料理が出てきたり、ヘンテコな和洋折衷様式になったり、というようなことはありませんでした。「東京第一ホテル」の場合、一人ひとりの皿に盛りつけて運んでくるというところに無理があるのかも。順三センセたちは余計でしたが、隣り合わせの席になった方が、初対面だけど愉快なひとだったので、けっこう楽しめる忘年会になりました。

東京第一ホテル

2009-12-28 11:06:39 | その他の料理
 年末につきものといえば、年賀状書きと忘年会ですね。人によっては、政治家のようにやたらと忘年会の数が多い人がいますね。また、なかには数が多いことを自慢げに言う人もいます。私は、もともと非社交的で、交際範囲も狭い上に、小中高大の同級生・友人がただの一人も愛媛県内にいません。ということで忘年会もかぎられるのですが、今年出席したものを。まずは、東京第一ホテルで開かれたもの。



 前菜にスモークサーモン。



 お次は刺身。道後の温泉旅館もそうだけど、いつ切って盛り付けたものなのか、わかったものではありません。昼過ぎぐらいから準備し始めていると予想できます。そして、ワシントンホテルの「ガスライト」もそうでしたが、こういうチェーン店もののホテルは、和洋折衷がお好きなのでしょうか。



 白身魚とホタテのポワレかな。洋食・和食交互にだすのは、それぞれの厨房を順番に使って、大量の数をこなすための工夫なのでしょうか。



 また和にもどって、天ぷら。冷めきってでてきました。天ぷらが冷えていちゃあねえ。こういう場合、給仕の人に「さめているよ」といったら、温かいものに変えてくれるのでしょうか。そんなことはないか。だとすると、どういう反応するのかなあ。誰か言ってみてくれる人はいないかなあ。



 洋モノでステーキ。肉が固いということはないのですが、やや温かいという程度の温度で出されるので、興ざめです。



 締めはオヤジ系に配慮して麺類のそばか、と思ったら巻き寿司でした。



 大量生産ですから、料理に文句をいっても始まりません。いやならば、欠席すればいいだけの話ですからね。むしろ、どこに文句をつけるか、つっこみどころを探しながら食べるのが、ホテル宴会の正しい楽しみ方だと思いました。