ベルギーに入って、アントウェルペン中央駅です。こちらも重厚な建物の駅です。時刻表を見ると、アムステルダムからアントウェルペンにはインターシティが1時間に1本出ているのですが、なぜか我々が乗ろうとした時間帯には列車がありませんでした。アムステルダム駅で無為に1時間待つことになったので、アントウェルペンに着いた時には陽が暮れようとしていました。

とりあえずホテルの近くのレストランで食事をすることにしました。

個人旅行の利点は、好きなものを注文できることです。この夜はヒレステーキにしてみました。18.8ユーロですから、日本円で2000円弱です。

ヨーロッパで、肉質なのか焼き加減なのか、ときたまやたらと固い肉が出ることがありました。適当に手近な店に入ったので、どうなのか心配でした。しかし、それは杞憂に終わりました。焼き加減も申し分なく、やわらかでおいしいお肉でした。この厚みで食べごたえもあります。

つけあわせにチーズが盛り付けられたギリシア風サラダ(7.5ユーロ)です。青唐辛子は辛かったです。置いてあったワインは、ギリシアワインだったので、ギリシア系の人がやっているお店だったかもしれません。

翌朝は天気が悪く、寒いくらいでした。やはり日本とは気候が異なるようです。そして、こちらはルーベンスの家です。破産したレンブラントと異なり、外交官などもして世俗的に成功したルーベンスの家は、広い家でした。中にはルーベンスの作品も展示されていますが、写真撮影は禁止です。

フルン広場に建つルーベンス像です。奥にはノートルダム大聖堂が見えています。

距離がとれないので、大聖堂をうまくおさめることができませんでした。言わずと知れた、「フランダースの犬」の舞台です。犬好きのシャム社長は、大聖堂に来れたことをいたく喜んでおりました。

ネロ少年が見たいと切望したルーベンスの「キリスト昇架」。お見せできないのが残念ですが、ネロ少年が乗り移ったシャム社長は、この絵の前で寝ころがりました。

シャム社長がなぜそのようなバカなことができたかというと、人々がみんな席に着いて、絵の周りに観光客がいなくなったからです。実は、パイプオルガンの演奏会が始まるのでした。約1時間ほど。入場券を買うところで何か説明を受けたのですが、いい加減に聞いていました。あれは、このことだったんですね。

パイプオルガンの演奏は、終わったかと思うとそこから急に大きな音が流れたりするので、心臓によくありません。演奏終了後、あらためて「キリスト降架」を。

若かりしシャム社長が涙を流してみていた「フランダースの犬」ですが、地元の人には知られていないという不思議な話も、日本ではだいぶ知られるようになりました。それででしょうか、日本人による記念碑が設置されていました。

パイプオルガンを聴けたのはいいのですが、予定外だったので時間がおしてきてしまいました。昼食ぬきで観光することにしました。

とりあえずホテルの近くのレストランで食事をすることにしました。

個人旅行の利点は、好きなものを注文できることです。この夜はヒレステーキにしてみました。18.8ユーロですから、日本円で2000円弱です。

ヨーロッパで、肉質なのか焼き加減なのか、ときたまやたらと固い肉が出ることがありました。適当に手近な店に入ったので、どうなのか心配でした。しかし、それは杞憂に終わりました。焼き加減も申し分なく、やわらかでおいしいお肉でした。この厚みで食べごたえもあります。

つけあわせにチーズが盛り付けられたギリシア風サラダ(7.5ユーロ)です。青唐辛子は辛かったです。置いてあったワインは、ギリシアワインだったので、ギリシア系の人がやっているお店だったかもしれません。

翌朝は天気が悪く、寒いくらいでした。やはり日本とは気候が異なるようです。そして、こちらはルーベンスの家です。破産したレンブラントと異なり、外交官などもして世俗的に成功したルーベンスの家は、広い家でした。中にはルーベンスの作品も展示されていますが、写真撮影は禁止です。

フルン広場に建つルーベンス像です。奥にはノートルダム大聖堂が見えています。

距離がとれないので、大聖堂をうまくおさめることができませんでした。言わずと知れた、「フランダースの犬」の舞台です。犬好きのシャム社長は、大聖堂に来れたことをいたく喜んでおりました。

ネロ少年が見たいと切望したルーベンスの「キリスト昇架」。お見せできないのが残念ですが、ネロ少年が乗り移ったシャム社長は、この絵の前で寝ころがりました。

シャム社長がなぜそのようなバカなことができたかというと、人々がみんな席に着いて、絵の周りに観光客がいなくなったからです。実は、パイプオルガンの演奏会が始まるのでした。約1時間ほど。入場券を買うところで何か説明を受けたのですが、いい加減に聞いていました。あれは、このことだったんですね。

パイプオルガンの演奏は、終わったかと思うとそこから急に大きな音が流れたりするので、心臓によくありません。演奏終了後、あらためて「キリスト降架」を。

若かりしシャム社長が涙を流してみていた「フランダースの犬」ですが、地元の人には知られていないという不思議な話も、日本ではだいぶ知られるようになりました。それででしょうか、日本人による記念碑が設置されていました。

パイプオルガンを聴けたのはいいのですが、予定外だったので時間がおしてきてしまいました。昼食ぬきで観光することにしました。