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file.106 Eddie MURRAY【エディ・マレー】

2006-11-28 | MNO
【Steady Murray】
Eddie MURRAY

ミッキー・マントルと双ぶ、メジャーリーグを代表するスイッチ・ヒッターである。
3255本の安打と504本塁打、2003年に殿堂入りを果たしている。

エディ・マレーは1973年にドラフト3位でオリオールズに入団、
4年をかけて着実に実力を付け、77年にメジャー昇格。
打率.283 27本塁打 88打点の成績で見事新人王を獲得する。

マレーの武器は何と言っても丈夫な体と、その安定感であろう、
大きな故障はほとんど無く、
21年の実働年数で、20本塁打以上が16回、
80打点以上は、6度の100打点以上を含め17回に及んだ。
また、口数こそ多くはないが、チーム内の人望は抜群で
カル・リプケンをはじめ、多くのチームメイトからの尊敬を集めていた。

1980年、打率.300台 本塁打32本 打点116の好成績を残すと、
翌81年は、ストライキ中断による変則シーズンの中、
99試合で22本塁打 78打点を打ち、本塁打と打点の二冠を達成、
名実共にリーグを代表するスラッガーの座を確立した。

また、82年にレギュラーの座をつかみ取った4つ下のリプケンとは
マレーがチームを去る88年まで、主軸打者コンビとしてチームを牽引した。

1983年、マレーは打率.306 本塁打33 111打点の成績を残し
オリオールズをリーグ優勝に導いた。
ワールド・シリーズでも、2打席連続ホームランなど、大活躍、
不調のリプケンをカバーする働きでチームの世界一におおいに貢献した。

その後も安定した活躍を見せていたマレーだが、
89年、ドジャースへ移籍、カリフォルニア生まれのマレーは
地元のチームでも活躍、90年にはキャリア・ハイとなる
打率.330をマークしている。

2年間のメッツでの活躍を経て
インディアンズに移っていた95年には
39才という年齢にもかかわらず、
衰えを知らない打撃をみせ、打率.320 本塁打22本をマーク、
チームの地区優勝に貢献した。

97年、再び移籍したドジャースで選手生活にピリオドを打つが
オリオールズは引退を待たずしてマレーの背番号33を永久欠番に認定していた。


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