「庇(廂、ひさし)は、家屋の開口部(窓、出入口)の上に取り付けられる日除けや雨除け用の小型の屋根のこと。 日本建築では、主にろく庇と腕木庇の2つが造られている。 「家の作りやうは、夏をもってむねとすべし」と吉田兼好が『徒然草』に記しているように、かつては高温多湿の夏を凌ぐために、柱構造の開放的な空間を作り出し風通しを良く、深い軒で日差しを遮り、風向きや日照を調整していた。 寝殿造りでは、母屋の外側に付加された細長い下屋部分を指し、廂の間として居室などにも使われた。」 と、ウキペディアに書かれてあった。 元建築屋の私だから、これ位の事は常識として認識している。 あえてここに書き始めたのは、先週の日曜日頃から、昼過ぎても日差しが部屋の中に入って来なくなった。 その分過ごし易くは成ったが、足先だけの日光浴が出来なくなった。 物干し台に出ればできるのだが、ご近所様から丸見えは恥ずかしい。 なんといっても、足の水虫は、太陽に曝すのが一番効くのだ。 お日様のお陰で、爪の水虫は何処かへ行ってしまった。 女性にはあまり進められない。 日焼けが足先だけとは、・・・・。 靴下を脱いだ時、女性の足先は白いのがよい。 真っ黒に日焼けした足先は色気が無さすぎる。 とは言っても、現代の若者の意見は違うであろう。 ビーチバレーにサーヒィン、真っ黒 黒助な女性に魅力を感じる若者も多いはずである。 ただ、終戦当時生まれた私には、白い女性にあこがれがある。 そんな事を考えながら、先人たちの知恵が詰まった日本家屋は、やはり夏が過ごし易く出来ていると、感心している。
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