藤森照幸的「心」(アスベスト被害者石州街道わび住い)

アスベスト被害者の日々を記録。石綿健康管理手帳の取得協力の為のブログ。

コロナ拡大で職を辞した看護師たち

2021-05-03 14:39:01 | 日記・エッセイ・コラム

 総理はどんな資料を基に、今回のオリンピックに必要な看護師を、医師会に対し、確保のお願いをしたのだろうか。 確かにコロナが拡大するとともに、看護師が多く離職した。 私の周辺にも、かなりの数在宅されている。 離職された理由の多くは、子供を抱えて、コロナに感染すると大変だから、と言う理由である。 一つには、十年以上同じ病院に勤務していると、退職金が出る事。 共働きで、差し当たって再就職の必要性がない事。 そうした方で、一応職安には離職届を出しておく。 三か月たてば、休業補償が得られるからであろう。 が、再就職の気持ちはない。 子供の健康第一で辞めた職業に、再び今の状況では復帰したくないそうだ。 職安には条件が折り合わなかった・・・、理由は幾らでも作れる。 離職された看護師さんの元の職場は、耳鼻咽喉科、歯科、眼科などが多いそうだ。 患者に接近して作業する職場は嫌がられている。 その結果、職安にはオリンピックには、有り余るだけの看護師が遊んでいる数字が、存在しているのだろう。 なぜこんな話をしているかと言うと、私に通っている歯科では、看護師や歯科衛生士が辞めて行き、困っているからだ。 また学校の後輩が経営する、耳鼻咽喉科でも看護師が辞めて行ったので、困っているそうだ。 それまでは、外科などは、酷い傷の手当てなどやりたくないので、眼科などは、人気の職場だったが、コロナが目から遷る話が出てからは、辞めて行く看護士が増えたそうだ。 小中学生の子供を持つ看護師は、自らの健康が第一なのだ。 オリンピックの選手村など、応募者はないと思うべし。 総理殿、数字だけが現実では無いのです。

コメント
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