蒼煌 Blue Twinkling

黒川博行の『蒼煌』を読みました。
美術界を題材にした小説で良かったです。

日本画の巨匠が、芸術院会員の座を狙って、選挙の投票権を持つ現会員に選挙活動を行います。
京都画檀の巨匠ふたりが争う形になり・・・。
選挙戦に身を投じる関係者は・・・。
派閥抗争が・・・。
展覧会での入選や賞を決めるボス達の行い・・・。

日本の芸術界の恥部が描かれていました。

私の趣味は、油絵を制作することなので、この小説の内容を興味深く読みました。
なるほどなあと思いながら読みました。

良かったです。
私の読後評価は、最高点の5☆です。

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