寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

家の手伝い

2009-03-26 02:20:07 | 日々徒然
桜の花が咲き始めています

去年痛んだ枝を思いっきり剪定したので今年当山で花見はできそうにありません
が、
気がつくと畑の豆たちの花が咲いていました
この時期花は桜と菜の花だけじゃないんですね
畑の野菜達も地味ながら(ホントに葉っぱの勢いに隠れてあまり目立たないの)
ちゃんと花を咲かせてます



一輪として名もない花など無くて
 色とりどりの名前にほこらしく咲く
 星だって鳥だってたとえ僕が知らなくても
 恋だって そう あなたが気づかなくても~

と歌いながら草を抜いている私です
雑草なんて名前の植物なんて無いのにね
これは花の芽、これは雑草・・・って選びながら・・・・。
『ホトケノザ』迷ったすえに全部抜いてしまいました・・・・。ゴメンネ・・・。

今日はこどもたちにも働いてもらいました




・・・・なんか娘ちゃんでっかく見えるわね・・・・
Pとは20センチぐらい身長違うんだけど

『家』の手伝い
こどもの長期休暇のしおりにはたいてい『家の手伝いをしましょう』って書いてある
最近子どもたちがお寺に生まれたから、手伝うことが多くて嫌だ・・・・って文句を言う
確かに本堂や広い境内の掃除や行事の手伝い、あれこれ
そんなにはさせてないやん・・・・って思いながら
お寺の手伝いが嫌なら、お寺の用事で忙しい家族の代わりに家事や畑仕事をして協力してくれたらいいんだよ
って言っている
実際、お兄ちゃんは信念をもってお寺の部分は絶対に手伝わない、そのかわりに家事の方限定で手伝ってくれる
それでいいよ・・・って思ってる
だいたいこちららがやらせたいと意図してる事には一通り反抗してくるよね
(・・・・って・・・・う、うちだけ?
それよりも意識しない親の無防備な後姿に影響される方が大きいらしい
親はそんな子どもの姿、生き様を見て自分の後姿・・・やってきたこと、生き様に気づかされるんだね・・・・きっと
『自己を知る』という大きな命題は
人や社会との関係性の中で気づかされる
・・・・去年の女性会議で感動したある方の言葉


ところで
『誕生した子どもは次期住職なるという僧侶の家族全員で宗教活動をしているというのが、真宗教団の特性・・・・』
ある方が書いておられた
そういう家族もおられると思うが・・・・それが真宗教団の特性・・って
だったら我が家は・・・・失格なの?




なんてあれこれ考えながら
子ども達と一緒に一通り庫裏の掃除もやり終えてほっとしたと思ったら



あちこちにサラ砂がこぼれてるやん


Pちゃん、午前中中学の部活に行った格好のまんま掃除してたのね
動く度にグラウンドでくっつけてきた砂がサラサラと・・・・・・・。