成人高校生

朝、補習授業に行ってるお兄ちゃんからメール
（学校で携帯やっていいのか”！？）

兄「今日どうしても塾で受けたい授業があるけん
　　葬式が入った・・って学校早退するけ
　　もし、連絡あったらよろしく」

母「葬式って？親戚が亡くなったってこと？」

兄「適当に、遠い親戚が亡くなったってことにしてて」

母（そんなバイトの子が仕事ズル休みする時の言い訳みたいなの
　　言ってるんじゃあ無いですよ！）
　「でも、同じ学校で補習受けてるPは帰らないっておかしいやん
　　部活もするよ？」

兄「どうしても部活休みたくなかったってことにすれば良いやん」

母「別に隠す事も無いし
　　正直に話して行かせて貰ったら？
　　電話があったら母はホントの理由を言うよ」

兄「頼むちゃぁ～」
　　
・・・・・以後連絡なし・・・・・学校からも連絡はありませんでした


こんな幼稚な兄ちゃんですが
来年4月には18歳になります

なんでも成人年齢を18歳に引き下げるという法案が懸案されているそうな
政治的な意図(真意!?）はまだ良くわからないんだけど
そなるってぇと
自分で決断する権利とそれに伴う自己責任が発生してくるって事だよね
成人高校生！
実際には責任能力乏しい訳だし
保護者は大変になるよねぇ～

親も子も成人として自立する自覚
社会参加意識を高めるため
ってことらしいけど
そういえば、かつて「自立を促すため」と称して
悪評高き障害者自立支援法なんてものが可決された時
法律の狙いとは異なり、急激な制度変化によって、障害者福祉の現場に
沢山の問題が発生
「自立阻害法」とまで言われてるんですけど・・・・・。


自立を促す事は大いに結構だが
理論に現場が追いつかずに混乱することは必至だよなぁ
まず、大人自身が「18歳」を同じ大人として認める意識を持ち
起こりうる問題とその対応を整備してから
法案を通して欲しいものです