寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

ダイエット39日目・・・・胃カメラ

2005-10-24 23:48:26 | Weblog
今日、胃カメラ飲んできました
健診で胃ガンのバリウム検査にひっかかって
『要再精密検査』の通知がきたんです

大体ウチの家系は両親とも癌家系で40代で早世した人もいて
実はちょっとビビッデした(´Д`|||) ドヨーン

結果は白
『きれいな胃袋だったよ~』ってことでした

でも、通知をもらってから検査結果が出るまでの一週間
『自分が死ぬと』いう事について半分本気で考えたりしました

寺に住んでいると
色んな生き様、死に様に触れ
考えさせられる事もたくさん有ます
じつはこの一ヶ月の間に3人のご門徒の葬儀があったんです
原因はそれぞれでしたが3人ともが突然の死
2人は30代・40代でまだ小さな子供さんもおられる方でした
住職が枕経をあげていた時
まだ『死』というものがわかっていないだろう小さな男の子に
『お父さんは寝てるんだから静かにしてあげてね?お父さんと何を話してたの?』
と聞かれ言葉に詰まったそうです

けして誰かの話なんかじゃなく
我が身にも起こりうることなんだけど
こんな現実に出会うと
『自分はまだ大丈夫』と思っていた根拠のない幻想が
いかに当てにならないものか思い知らされます

ちょうど「椿山課長の7日間」を読んでる最中でしたしね。
働き盛りのデパートマンが突然死して
どうしてもやっておかなければならなかったことを果たすため
7日間だけ現世に戻ってくるっていう話です。

もし自分が今死ぬとしたら
やり残したくないと思う事はなんだろうな?

今回あらためて『死ぬ』という事を考える機会をいただいて
『生きている』という事が
とても不思議で愛しいものに思えてきた寺嫁でした