WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

宇治田原の古呂柿

2007年11月26日 | まつたけ
 宇治田原の山本山でマツタケ研究会が行われた。今回は、長野県上伊那市のマツタケ生産農家の藤原さんも見えてご自身の経験に基づく「マツタケ山作りのコツ」のレクチャーもあった。
       

 さて、宇治田原ではお茶の生産が有名だが、もう一つの特産品、古呂柿の生産が真っ最中であった。晩秋の風物詩、5階建てくらいの「柿棚(正確な名称不明)」にはオレンジ色の古呂柿が敷き詰められ、寒風にさらされて甘さの増した干し柿に生まれ変わろうとしていた。なんとも良い景色だ。

 私は柿が大好きである。近年は多くの野菜・果物が年がら年中出回って、四季のある日本の良さが薄らぐ中で、秋限定の季節感を感じさせてくれる数少ない果物の代表格だ。しかも安い。「人工栽培マツタケ」と同様「柿のハウス栽培」なんてのも聞いたことがない。そんな野暮なものが出回らないことを願う。

 「クリスマス向けハウス栽培のイチゴが石油高騰でピンチだ」と報じられていたが、業者さんには悪いけれど、そんな無駄なエネルギーを使って高く売ろうなんて浅ましい商売はこれを機会になくなればよい。石油が高くなって誰も使わなく(使えなく)なってしまえば「石油依存の温暖化社会?」を心配する必要もなくなるのでは?。PETボトルもプラスチックゴミ問題も車の温室効果ガス排出問題も一挙解決だ。「そんなことになったら北海道とか寒い地方の人が困るじゃないか」という声も聞こえてきそうだが、あれ?、地球は温暖化するんじゃなかったっけ?^_^;