WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

講談ブーム到来?

2019年03月24日 | 今日の出来事

講談を聴きに行ってきました。
会場は奈良市にある「ならまちにぎわいの家」。最近あちこちで流行の古民家を改造した集い、イベント施設です。


 出演は、旭堂小南陵さん、旭堂南龍さんのお2人。
昨年、岩倉近くの山端地区で開催されている山端寄席で小南陵さんの講談を聴いて大ファンになりました。  
館内は公演中は撮影禁止なので写真はありません。それなのに中には写真撮影する心無い人も見受けられました。マナーは守りたいもの、残念なことです。

なので、下に「ならまちにぎわいの家」の公演会場以外の施設や外観の写真のみ載せておきます。

 ひところの衰退低迷期を乗り越えて今、講談がブームの兆しらしいです。  
私が子供のころの記憶にある講談のイメージとはだいぶ変わって(進歩して)いて、漫才や落語、漫談といった要素も取り込んだ、斬新な芸風を模索されているようです。2人での掛け合いあり、笑いあり、泣きありの語りには本当に引き込まれてしまいました。

新しい講談の世界、みなさんも一度聴きに行かれては。超お勧めします。  小南陵さんが先頭に立って奮闘努力されてこられた、講談を中心とした寄席小屋「此花千鳥亭」が、この4月からめでたく新規開設される運びです。

上記リンクサイトのお知らせでは1月のオープンイベントが報告されていますが、その後消防法の関係や内装の仕上げなどなどで本格オープンは4月から、3月31日に応援団開催のプレオープンイベントもあるようです。

落語の桂文枝師匠が、2006年9月に「天満天神繁昌亭」 をオープンされましたが、小南陵さんも文枝師匠から「伝統芸能の振興には定席が絶対に必要」とアドバイスされ、講談の定席開設に向かって踏み出されたとのことです。

しかし、資金も集められずなかなか多難な船出だったようで、女性の小南陵さん含め講談師さん自ら手弁当で素人DIYにも挑戦、精出されたそうです。そんなことで建設工事の遅れや消防法など制度上の知らなかったことへの対応(指摘されて小南陵さん自ら防火管理者の資格を取得されたとのこと)などで本格オープンが4月にずれ込んでしまったとのことでした。  本格オープンしたあかつきには、私も陰ながら勝手連的応援団として通いたいと思っております。

では最後に、「奈良町にぎわいの家」の写真です。築年は、タイルを使ったおくどさんの造りなどから、さすがに江戸まではさかのぼらず大正から昭和頃と思われますがなかなかの町家です。


まつたけ山作り応援隊 荒神山

2019年03月23日 | まつたけ

まつたけ山復活させ隊では、各地のまつたけ山作りの応援にも出かけています。
彦根市石寺地区の荒神山でまつたけ山作りを行っている荒神山ファンクラブ、荒神山山王会、まちづくり石寺主催の作業応援に行ってきました。このプロジェクトには滋賀県立大学のみなさんも協力しています。

朝、まずはミーティング。

山頂から続く尾根筋のアカマツ林を整備します。
なかなかの急斜面なので下に石を落として人にケガさせないよう注意しながら大変な作業です。

琵琶湖の眺望がすばらしい。こんなところで食べるお弁当はさぞかし美味いことでしょう。

お昼は滋賀県立大の学生さんがやっているコメニティーカフェ(地元特産の米から命名)のオリジナル創作料理、荒神山カレー。ライスは荒神山を模してあります。型はシリコンで作ったそうです。カレーもルーは使わず、米粉とスパイスで作った本格派。地元野菜たっぷり。

コメニティーカフェの活動と荒神山カレーについて説明する滋賀県立大の学生さん。初々しいです。

昼食後、まつたけ山復活させ隊の吉村代表がまつたけ山作りについて講演。

閉会後、コメニティーカフェへ移動して特製スイーツをいただきました。

米粉のワッフル=コメッフルにアイスと小倉餡やチョコバナナ、イチゴジャムをトッピングした3種類のどれかと飲み物のセットで500円!これは安い!
私は、小倉きな粉セットを選びました。コメッフルは私好みの堅焼きでとても美味しかったです。


メープルシロップ製造実験の結果

2019年03月21日 | 里山

1月末から2月末まで採取し、冷凍保存しておいたウリカエデ樹液を煮詰めて濃縮してみました。
採取は3月初旬まで行ったのですが、3月に入ってからの収量は激減、3月の収量は10日ほどで約50mlでした。
最終的な総収量は3,700ml程度でした。

大きい鍋が無いので中鍋で、冷凍樹液を順に溶かしては鍋に足して煮詰めていきます。

煮詰まって濃縮されてくると褐色を帯びてきました。

40mlくらいに煮詰まったところで火を止めて舐めてみるとかなり甘い、蜂蜜とも違うまさにメープルシロップの優しい甘さ!、う、うまいっ!!。ここまで濃縮するのに中火で約4時間もかかりました。
屈折糖度計で糖度を計ってみました。手持ちの糖度計で測れるのは30%(30度)まで。測定範囲を超えてしまったので3倍に希釈して計ると、約17度なので濃縮樹液の糖度は約50度ということになります。

約3,700ml→約40mlなのでほぼ90倍に濃縮したことになります。ネット情報の倍は濃縮したことになる。当地のウリカエデの樹液は糖度が低いのかな?
見た目も味もまさにメープルシロップ!

ウリカエデからメープルシロップが作れる、しかも予想以上に美味しいことは確認できました。
ただ、収率はかなり少ないことも判明。ちょっと商品化は無理っぽいですね。残念。


ダンゴムシ

2019年03月18日 | おもしろ博物館

ガチャガチャのダンゴムシが流行っているらしいです。
理科の先生をしていた後輩の話では、脚や節の数など本物そっくりにできていて節足動物の教材として非常によくできているそうです。
孫がダンゴムシを好きなのですが、ガチャガチャではうまくダンゴムシが出てくるとは限りません。調べてみるとAmozonで売られていました。2個で700円。ガチャガチャで当てるより確実だし安いです。


シイタケご飯

2019年03月17日 | ビンボー技

まったけはマツタケ山再生もまだまだなのですが、シイタケはたくさん採れます。
とくに2月から3月にかけて採れる、傘が開く前の原木シイタケは、身が締まってコクもあり美味しいです。この時期のシイタケを勝手に「寒シイタケ」と呼んでいますが、シイタケご飯にするとまったけご飯に勝るとも劣らないほど美味しいです。

<レシピ>
米 3合
原木シイタケ 8~10個。2~3mmの薄切り。
昆布茶 小さじ3杯程度
濃縮出汁の素または醤油 大さじ1杯

水量は通常通りで炊く。
(写真のご飯は黒米を少し入れてあるので紫色っぽいです)