WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

やっぱりなぁ(-。-;)

2011年07月11日 | 手づくり市

上賀茂神社の手づくり市、7月分の出店可否通知が来ました。予想(予定?)通り落選!

これで、2月〇、3月X、4月〇、5月X、6月〇、7月X。

まあ、クソ暑い7月、8月はお休みするつもりだったので予定通りですが。一応応募しておかないと出店したい9月がXの順番になっては困るので。

それにしても抽選といいながらなんとまあ、見事に恣意的、あまりにも単純なのでむしろ笑えましたけど。
ただ、某超有名手づくり市(以下「101」と表記)と違って出店要項に、

出店応募者が多数の場合

★出店応募が募集数を超える場合は抽選となります。但し、市全体のバランスを考慮し、
 出店ジャンルの偏りをなくすため、ある程度ジャンルごとに選考させていただきます。

★ジャンルの判別に関しては、記入していただいた出店品目からこちら側で判断させて
 いただきます。

回りくどいですが要するに、「主催者都合でエコ贔屓するよ」とちゃんと書いてあるのでまだ納得はできます。

ちなみに、これもとある「手づくり市」で出店者さん(明らかに業者さん)から聞いたこぼれ話。
「弘法さん」と言えば京都では知らないとモグリというほどの「伝統ある」オバケ縁日。
昔は「その筋」の方々が仕切っていたようだが、今は「東寺出店運営委員会」なる胡散臭い団体のプロデュースで、一見「公正」そうな装いを凝らしている。
新参者(業者も)は応募してもすぐに出店はさせてもらえない。当日早朝から並んで出店許可を待たなければならない。常連さんのキャンセルなどで空きが出れば並んだ順番に入れてもらえる。だから並んでも順番が後の者はまず空振り、スゴスゴと引き揚げることになる。そんな補欠要員扱いに耐えて並び続けること苦節1~2年、運よく出店できた時にそこそこの売り上げ実績をあげれば漸く常連の仲間入りを許される。
「ん?、これってどこかで聞いたような?」とピンときたあなた、なかなか鋭い。
そう、かの「101」のシステムによく似ていますね。違いは、「101」の方は新参者でも一応「抽選に当たれば」(=常連さんの空きがあれば)出店だけはさせてもらえるところ(常連さんと違って「弘法さん」同様朝早くから並んで場所取りに右往左往しなければなりませんが)。たぶん、「101」の主催者は「弘法さん」のシステムを参考にしたのでしょう。
このやりかたならば胴元は「穴」をあけずに確実に一定のテラ銭(出店料=儲け)を見込めますもんね。ビジネスとしては賢いやり方だと思うし法的にもなんら問題は無いのでしょう。しかし「手づくり市」を謳うからにはこんな汚いやり方は、私は嫌いです。
さて、遅ればせながら6月29日醍醐市、7月2日小町市、どっちも暑くお客さんの出足もイマイチではあった。29日は赤字、7月2日でなんとか両市の経費ぐらいは出たかな、という結果でした。が売り上げはともかく、作品を大変気に入っていただいたお客様に巡り会えたのはうれしかったです。
「手づくり市」らしい「手づくり市」でそこそこの賑わいを作るのはなかなか難しいようですね。今の世、そんなゆとりがないのでしょうか。

<気になったお店>
ハコ屋さん。このシンプルさがいい。リンゴ箱は今でも木箱なんですね。
空き箱アート屋さん。「作品無料!絵の具代だけカンパしてください」と。これぞ「手づくり市」の原点。アッパレ!
同じく「これぞ手づくり市感」満点のお店。いい、いい。
ビーズ細工屋さん。私が子供のころ、女の子はよくビーズ遊びをしていた。
結構手間かかると思うのにお手ごろ価格でした。
黄色の移動販売車が2台。
左:「ネコのしっぽ」パン屋さん、右オムライス屋さん。
「ネコのしっぽ」1本100円、ふんわり、もっちり、少しサクサクの不思議な食感でおいしかった。
オムライス、おいしそうだったけれど弁当を頼んでたのと暑かったので今回はパス。次見かけたら食べてみたい。