WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

東北の旅 -5- 十和田市現代美術館

2017年08月16日 | 観光

十和田市現代美術館は、主に彫刻、造形、インスタレーション、映像などの現代芸術を展示しています。
美術館周辺にも様々なアートの仕掛けがほどこされていて入館しなくても周辺を歩くだけでも楽しめます。館内は撮影禁止なので、ここに紹介するアートは全て館外に展示されたもの、あるいは意図した作品ではないでしょうが偶然?アートの雰囲気をまとった”作品”たちです。

一番の呼び物はこれ。ご存知、世界の草間彌生!
女子には大人気らしいです。

カボチャの中に入れます。中に入って水玉の窓から外を見ると...、

中にはプラネタリウムのようにカラーの薄明かりの星がちりばめられています。

デカイ水玉の女の子とお散歩する小っちゃいオッサン。う~ん、シュール…。

宇宙人にサンプルとして捕まえられた地球人。

二次元世界からやってきた異次元人?

巨大ヒアリ?
子供のころ「アウターリミッツ」というSF番組があった。その一話に、でっかいアリ宇宙人が地球に来襲する話があったのを今でも鮮明に覚えている。よほど怖かったんだろう。

ファットハウスにファットカー。現代の生活に対する風刺ですかね?
確かに現代はいろんな分野で太りすぎなのかも?そんな地球人を宇宙人はどう見たか。

菊花賞のお馬?あんまり速くはなさそうだけど。

歩道の車止め。チェスのナイト。

なんか見覚え有りませんか?

東北の”アビーロード”。おばちゃんが自転車で渡る。

これも特に作品ではありませんが、なんか惹かれる。
酸素チューブが繋がった宇宙服、あるいはR2D2みたいな。

捕まった木、あるいは「緊縛プレイ」?

なんとなく面白い木。


東北の旅 -4-五所川原立佞武多

2017年08月15日 | 観光

東北3大ねぶた(ねぷた、青森、弘前、五所川原)の一つ、五所川原立佞武多です。
動員数では青森、弘前に譲り3番手かもしれませんが、山車の規模と芸術性、いかにも日本の祭りらしいお囃子のリズムと市民参加の一体感では一番ではないかと思います。

ブラジルのサンバカーニバルを思わせる小気味いいリズム(阿波踊りのリズムにも似ている)に「ヤッテマレ、ヤッテマレ」の掛け声は祭り気分を盛り上げてくれます。実際、ブラジルのサンバカーニバルに出展参加したこともあるそうです。こちら(←クリック)でYouTube動画も。

青森は、「ラッセーラ、ラッセーラ」の掛け声は有名ですし、山車の種類と数、人出は多いですが、電線や大勢の人出の中での運行のためか山車の高さでは五所川原に軍配が上がります。五所川原の高い立像の山車は「立佞武多」と呼ばれる所以です。
弘前は、山車が扇形の張りぼてに絵を描いたものがほとんどで、掛け声も「ヤァー、ヤァー」とどちらかというとおとなしい印象です。

 


東北の旅 -3- 田舎館村「田んぼアート」

2017年08月14日 | 観光

田舎館村は、青森県の真ん中あたりにある弥生時代から続く稲作農業の村。
弥生遺跡と田んぼ以外これといった呼び物のない村で、村を元気にしたいと今から25年前、農協婦人部を中心に色の異なる種類の稲で文字や絵を描いて、稲作の村をアピールし観光客に見に来てもらおうと始まった。
最初は単色のお岩木山と「弥生の里いなかだて」という文字だけのシンプルなもので、見物するのも今のような展望台などなく、田んぼの中に遊歩道を設置して歩いて眺めたり、木で組んだ簡単な見物台からながめるような、規模も小さいものだったそうです。

今でこそ「田んぼアート」は日本全国あちこちで行われるようになりましたが、当時は他に参考になるような取り組みもほとんどなく試行錯誤の連続だったそうです。
それから、回を重ねるごとに絵柄も複雑になり、常設の展望台も設置されて高いところから見渡しても絵柄として見えるように、見る角度や広がりなども計算して植え方を設計して植えられるようになりました。今では、当初の展望台がある田んぼの他に、新築されたお城のような村役場の屋上や‶天守閣”から眺める第2会場も増えています。

今年のテーマは桃太郎。横幅優に100mはあると思われます。

見物用展望台。約10mの3階までエレベーターで上がります。平日だったにもかかわらず、約30分待ちの行列ができるほどの人気。
展望台から真下を見る。

他に、玉石で描いた絵も。祐ちゃんの右手にある駅は弘南鉄道弘南線「田んぼアート」駅!?

お城のような田舎館村役場。正門には「田舎館村役場」の看板と「田舎館城」の看板が両方掲げられていました。‶お城”に上がるのも行列、待ち時間なんと50分!

‶お城”から見た田んぼアート。これだけ複雑な図柄になるともう、地上で見ても何が何だかよく分かりません。
 


東北の旅 -2- 能代七夕天空の不夜城

2017年08月12日 | 観光

山形県に入る。彼方の雲を頂く山は鳥海山。富士山のような山容です。


海岸近くを走る国道7号沿いには風力発電の風車がたくさんある。環境ポーズで先の見通しもなく作ってはみたものの動かなくなりトマソン化してしまっている、関西各地の税金無駄遣い風車と違ってちゃんと動いていました(今のところ)。特に帰路の台風5号接近時には、壊れないかと心配になるくらい飛行機のプロペラのように回っていました。


国道7号線沿い、鳥海山の見える「道の駅ふらっと」。

地元農産品直売所。メロン350円!、桃4個300円!安っ!

秋田県能代市 能代七夕天空の不夜城
青森の3大ねぶた(ねぷた)に比べると少々規模は小さいけれど、最も高さの高い山車は23m超で青森のねぶたより高いとのこと。

笛の練習中。

名物ババヘラアイス。ばあちゃんがヘラでアイスクリームを盛ってくれるのでそう呼ばれているそう。
奥は屋台村。


東北の旅 -1- 日本玩具歴史館

2017年08月12日 | 観光

体が動けるうちにと、ねぶた祭り見物をメインに東北めぐりに行ってきました。
車での東北アクセスは、名神→東名→東北自動車道経由が一般的でしょうが、夏休みで混みそうなのと、目的地が日本海側寄りに多いのと、日本海側は高速道路があちこちで途切れる分無料区間が多く経費節減にもなるので、今回は日本海回りを選びました。

新潟県村上市 日本玩具歴史館

村上市のはずれ日本海東北自動車道(無料区間)が途切れる朝日まほろばICを出てすぐにある「道の駅朝日みどりの里」内にあります。
数万体はありそうなコレクションなのに、もったいないことにあまり訪れる人がいないのか常駐職員がおらず、入館するには道の駅事務所に頼んで鍵を開けてもらわなければなりません。

館内全景。2階回廊展示場より。

以下、紹介する展示品はどれもほんの一部です。とても紹介しきれません。

お面のコレクション。

昔懐かしい木のおもちゃたち。

おままごと。

日本の伝統的カードゲーム「かるた」「花札」などゲーム類。

張り子のおもちゃ。

地方別の展示も。

おまけ。道の駅にこんなの貼ってありました。観てみたい。