WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

ようやく出始めた「太陽光発電」への異議申し立て

2014年05月12日 | 環境・エコ・共生・持続・温暖化とか・・

昨年夏、カラマツ林がつんつるてんにされて、「太陽光発電」にされてしまうという馬鹿げた事態のことを書いた( 『「太陽光発電」に殺されたカラマツ林』 )。

あれから10ヶ月、「電力固定価格買取制度」と「補助金」のおかげでなんとか成立している官製詐欺的投機市場「太陽光発電」の欺瞞と虚妄にようやく気付いたのか、異議申し立てが出始めた(「太陽光バブル最前線」WEDGE 2014年3月号)。

記事によると、大分県国東半島では、山林や牧草地をあのカラマツ林のようにツンツルテンにしてメガソーラーに変え、投資を募っているのだという。宮崎県などでも同様の事態が進行しているようだ。
こうした事態に対し、地元では景観破壊問題として反対の声が上り、行政も無視できなくなり条例も視野に入れた規制を検討し始めているという。

「景観破壊」という狭視野、住民エゴ的視点からの異議申し立てという限界はあるものの、「1億総再生エネルギー教信者」状態の日本でようやくこうした声が上り始めたのは、一抹の救いではある。

だいたい、「再生可能エネルギー」なんてものは熱力学的にありえない空虚な概念なのにまかり通っているのは、資本主義下ではこれが投機の対象になりうるからに他ならない。
化石燃料だろうが「再生可能エネルギー」だろうが、その源は太陽エネルギーであるという意味において本質的に等価なのに、どうして誰も思い至らないのか不思議ではある。違いは単に太陽エネルギーから変換して取り出せる時間と効率の差だけでしかない。

地球に生息する我々にとって究極のエネルギー源は、核エネルギーを除いては太陽エネルギーしかありえない。いや、太陽エネルギーも核融合のエネルギーであるという意味では核エネルギーなのだし、要するに今のところ我々にとってのエネルギー源は核エネルギーでしかありえないのだ。遠い将来、物質・反物質融合エネルギーとかブラックホールのエネルギー利用とか、未知の宇宙現象にもとづく新しいエネルギー源が見つかることもあるかもしれないが今のところはSFの世界の話でしかない。

もし今の人類が、太陽エネルギーと原子力(核分裂)エネルギー以外にエネルギー源を求めるとすれば、太陽エネルギーと同様の「核融合」以外にはない。つまり水爆だ。でも残念ながら、核分裂もコントロールできないのに核融合がコントロールできるわけがない。

エネルギー問題を解決するにはエネルギーを使わないこと、これしかない。しかし悲しいかな人間は、限られたエネルギーを使う権利を巡って争い、紛争、戦争、格差を生みだす生き物となってしまった。

 


2年ぶりの甲子園とすぐれものコンデジ

2014年05月11日 | すぐれもの

巨人との3連戦、今日はようやく阪神が1-0で勝った。

昨日は、2年ぶりに甲子園へ行ってきました。3類側アルプス席だったのでバッターボックスははるかかなた。個々のプレーはTVの方が大きく写って見やすいけれど、全体の動きや雰囲気はやっぱり本物の球場にはかなわないですね。
5回までは3-1だったのに中継ぎがダメで結局6-3で負け、残念でした。今日にすればよかった。

野球もさることながら、本日のすぐれものはコンデジ。
SONY Cyber-shot DSC-WX300。実売価格2万円程度です。

20倍ズームと暗いところに強いのが売りですが、アルプス上段からナイターでもこれだけのズーム写真が撮れるのは大したものだと思います。下のバッティング連続写真のようなのも簡単に撮れます。
それと隠れた性能ですが電池の持ちが抜群。今回のようにときどきズームや連写などやっても、フル充電で1000枚、1ヶ月以上は余裕です。持ちが良過ぎて充電を忘れてしまいそうなくらい。これは私のようなお気楽カメラマンには重要なスペックです。

デジカメを最大ズームして撮影。救世主マートンさま。


おなじみラッキー7のジェット風船。いつごろ誰が始めたんでしょうね。

バッティングを連写で撮ってみました。スキーもそうですが、ビデオや連続写真を見ると良いところ悪いところがよく分かりますね。
マートン。

おそらくスライダーだと思います。泳がされてますね。

ゴメス。
スウィングはすごいけれど腰が引けてる。

外国人選手はこれでもかっというフルスイングでフォロースルーが大きい。

残念ながら昨日は2人とも不発でした。


本当に強い 平野早矢香選手

2014年05月05日 | すごい人たち

誰もが一度はやったことがありながら、なぜかマイナーなスポーツ、卓球。
マイナーなのは、日本人が認めたくない中国がダントツ強いからなのだろう。残念な国民性ではある。

今、卓球世界選手権団体戦が開催中。
弱い男子はさておき、昨日の女子準決勝、香港に勝てば中国との決勝戦という試合を日本はみごと3-1で勝ちあがった。その立役者は平野早矢香選手であったのはまちがいない。

確かに石川選手も愛ちゃん欠場の中、エースとしての重責を果たしてよく頑張ったし、準々決勝オランダ戦では石垣選手の頑張りもあった。しかし、平野さんの驚異的な粘り勝ちには、これがほんとうに「強い」ということなのだと思い知らされた。

2戦目で1勝1敗、3戦目。負ければ絶体絶命の崖っぷち。2ゲーム先取され0-2。私は正直、終わったと思った。
しかし、ここから平野選手はまさかの巻き返しをやってのける。3ゲーム目を12-10で取ると勢いに乗って4ゲーム目を11-2と圧倒。しかし、最終第5ゲーム、一時は最大5ポイント差、今度こそ終わったと思った。ところが諦めず10-10に追いつき、みごと12-10とフルセットを勝ちきったのだ。

とかくビジュアルでもてはやされがちなスポーツ。卓球も例外ではなく、愛ちゃん、佳純ちゃんが人気で、平野選手は“卓球の鬼”と言われるほど試合中の表情はきびしい。しかし彼女は本当に卓球が好きな真のアスリートだった。2度も「終わった」と勝手に諦めた自分が恥ずかしくなった。すっかり平野選手のファンになってしまった。


「集団的自衛権」?の不思議

2014年05月05日 | このごろ思うこと

最近、「集団的自衛権」という言葉をよく目にし耳にもする。安倍ちゃんは同盟国?アメリカに色目を使って、なんとしても日本を「集団的自衛権」を行使できる国にしたい、らしい。そのために憲法を変えるか、解釈改憲かと、世は騒がしい。

「集団的自衛権」とは、「同盟国が他の第三国から武力攻撃を受けたら同盟国を援護する権利」ということのようだが、私にはどうもしっくりこない。

「権利」というのは、それを行使するかどうかは「権利」を有している者にゆだねられているはずだ。ところが今の議論は、例えば「中国に尖閣を攻撃されたらアメリカは守ってくれるのか」とか、「アメ公が世界のどこかでまたぞろチョッカイを出して「西側諸国に資する世界平和のための自衛」戦争を始めたら日本は参加しなければならないのか」といったところが論点になっているようだが、これって「権利」の話ではなく「義務」の話ではないか。

この議論の本質が分かるように言い換えれば、「中国に尖閣を攻撃されたらアメリカは日本を守る義務があり、ちゃんとその義務を果たすのかどうか」、「アメ公の始めた戦争に同盟国日本は参戦する義務があるのか」ということではないか。

つまり今の議論に従えば「集団的自衛権」とは、必ず行わなければならない「集団的自衛義務」のことをいっているのであり言葉自体が適切ではない。

いったいどうしてこんなヘンテコな議論が市民権を得て世間をにぎわすようになっているのだろう。「集団的自衛権」を言い出した連中の唯一の拠りどころは“国連憲章に書かれている”ということなのだろう。しかし先に述べたように、国連憲章の記述自体が、言葉あるいは定義としての整合性(不整合性?)についてきちんと認識・議論したうえで書かれたものとは到底思えない。

この問題を「集団的自衛義務」として捉え、安倍ちゃんとアメ公それぞれのこの間の言動と行動をよくよく吟味してみれば、日米同盟における「集団的自衛権」の認定とは、「日本はアメ公の仰せのままに戦争参加の義務を負う」ということに他ならないことは明白ではないか。例えればNHK大河ドラマ「黒田官兵衛」時代の信長と配下諸大名との関係と同じなのだ。

百歩譲ったところで、日本はアメ公に毅然と「日米同盟の元では、アメリカは日本を守る“義務”がある」と書かせなければ、解釈改憲だろうが本格改憲だろうが、改憲派が忌み嫌っているはずの「米占領下押し付け憲法」であることを自ら再確認し、より固定化することになってしまうという自己撞着に、「集団的自衛権」推進連中も反対連中も気付きもしていない。

日本は、あの“放置国家”「韓国」を蔑む資格もない、“痴呆国家”だ。


5月4日 小町手づくり市

2014年05月05日 | 手づくり市

世間はウキウキGWまっただ中です(いいナァ、うらやましいナァ)。でも年金は減らされるは、消費税は上がるはで踏んだり蹴ったり、「GW?、そんなの関係ねえ」どこへ行くお金もない私は手づくり市出店。

いいお天気。どっか行きたかったなあ。

マイブース。今日は、3匹目のドジョウを狙って、先月の小町市と四季の郷クラフトでよく売れた丸太製品中心に。

(でも、今回は当てがはずれました、残念

孫達が遊びに来てくれました。急遽、売り物のイスとテーブルでお弁当
どこ行ったってどうせ人と車だらけ、こういうGWもいいもんさと“負け惜しみ”

おとなりの焼き物屋さん。周囲が網目のように細かく切り取られた陶製キャンドル立てはものすごく手間がかかりそうなのにたった700~800円!本業は抹茶椀などの正統な?焼き物でこちらは趣味なのだそう。でも適当に作ってもできそうな“正統派”焼き物よりこちらの方がよほど値打ちありそう。

とてもおいしい圧力式焼き栗屋、「おくり」さん。夏は栗が無いので明日から9月までお休みとのこと。中国輸入栗でない証拠!?

クッションとスツールのコラボ販売させていただいているニット屋さん。