WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

法然院

2018年06月21日 | アート

知人のアーティストKさんの個展を見に法然院へ行ってきました。

展示は法然院の講堂。不思議な空間でした。

法然院の境内で「キヌガサタケ」を見つけました。
準絶滅危惧種で、発生から消滅まで1日という儚いキノコなのでなかなか見られません。

法然院は外国人の方がいっぱい。でも伏見稲荷などのように中国、台湾、韓国系ではなく欧米系の方が多い。
「わび・さび」「幽玄」の世界は欧米人の方に人気のようです。

法然院前には「法然院森のセンター」という施設があります。ここを拠点に自然観察会などのイベントが行われていますが、センターはお土産屋さんのよう。


和歌山試験林出張整備

2018年06月15日 | まつたけ

昨日、和歌山県富貴の「マツタケ山復活させ隊」試験林に今年2回目の出張整備に行ってきました。

落葉落枝などが堆積した腐植層で富栄養化した土壌では、栄養豊富な土壌を好む植物や菌類に負けてマツタケは生えなくなってしまいます。
富栄養化の根源の腐植層を取り除くため地搔きを行います。まつたけ山整備では最も重要でしんどい重労働ですが、これを怠るとマツタケは生えなくなってしまいます。

地搔きの前準備として、日照の確保や地搔きしやすい地拵えを目的に支障木、不用木の伐採・除去を行います。よくある森林ボランティアはだいたい伐採が主で、伐採という作業はわりと楽チンで痛快で楽しく皆やりたがるし、実際、イベントのアクティビティとしてもしばしば行われています。ただし、有効な伐採を安全に効率よく行うことは本当はもっと難しいのですが(ボランティアレベルの伐採はほとんど”お遊び”?といっても過言ではない)。

さて、しんどい地搔きの方法はいろいろ考えられますが、山深く動力機械の使用も難しい急斜面では簡単な道具と人海戦術だけが頼り。
まずはクワを手に地搔き。

写真中央、掻いた腐植層に見られる白っぽいものは、「ケロウジ」というマツタケの競争相手の菌根性菌類で、富栄養化した松林にはびこってマツタケを駆逐してしまいます。

搔き取った腐植はシートに集め、

包んで

整備計画林地から林外へ運び出します。

地搔きの終わった斜面。


万引き家族

2018年06月08日 | 映画(西部劇など)

シニア料金で平日映画鑑賞はリタイアオヤジの特権。
今日から一般公開、パルムドール受賞で話題の映画「万引き家族」を早速、観に行ってきました。

「家族にまつわる現代日本社会の病理を映像化、、、」とは一般的な映画評ですが、そうした視点からは、すでに周知の陳腐な社会問題を薄味にして詰め込んだ、ごった煮といった感じでした。
欧州の審査にあたった方々は、日本で起こっている虐待、年金不正受給、犯罪暮らし、非正規格差などなどのもっと過酷で、残虐・非情で悲惨な実態をご存じないから、この程度の内容でも社会派に見えてしまうのでしょう。もし、イラクやシリアでの映画祭だったら受賞はないと思う。むしろ私にはこんなホンワカした社会、家族なら仲間に入りたいとさえ思えてしまいました。
参考⇒ 「年金タカり」の現実

...

もっとも、是枝監督のインタビュー記事を読むと、社会問題もさることながら「他人同士がどこまで家族になれるか、その絆について問題提起したかった」と書かれており、それが中心テーマだとしたら、社会問題はあくまで本テーマを表現する上での小道具でしかなく、あまり生の実態を出し過ぎてはかえって元のテーマがかすんでしまうという深謀遠慮があっての「薄味ごった煮」演出なのかなとは思えましたが。
余談ですが、本映画パルムドール受賞直後の「紀州のドンファン事件」はまさに日本のブラックジョークでした。

戦争と平和や原発、環境、暴力、格差社会といった、すでに周知の社会問題の提起といった映画はもう結構、お腹いっぱい。むしろ問題の原因と解決策を提起する方向にそろそろ進んでほしい、と期待している私には、そんなわけでちょっと期待外れでした。

ただ、俳優さんの演技としては、実在感のある安藤サクラさんと2人の子供たち、とりわけ両親に虐待されているときの暗い表情と万引き家族の仲間になって明るさを取り戻していく表情の演技?が秀逸の佐々木みゆちゃん、そしてもはやただただ感服の樹木希林さんはさすがだと思いました。

そんなこんなで、何故かいちばん記憶に残ったのは偽装父子で美味そうにコロッケ入りインスタントラーメンを食べるシーン。早速、食べてみました。まあ、うまいと言えばうまいか・・・な。


自然が生み出すアート

2018年06月03日 | アート

今日は小町手づくり市の日ですが、町内の夏祭りに向けた公園清掃の日と重なってしまいました。
公園清掃は第一日曜日に組まれることがほとんどで毎年、手づくり市と重なってしまいます。ここ数年は手作り市を優先していましたが、地域のお付き合いも大事なので今回は公園清掃を優先しました。

木の影がまるで花火のようでとってもアート!自然の造形にはいつも驚かされます。

子供たちもお手伝い頑張りました。

公園清掃は午前中で終了したので、午後は手づくり市へお客さんで行ってきました。
お仲間の「こだわりパンのアリカ」さんの「メランジェ」というパンを買いたかったのですが、残念ながら午前中で売り切れてしまっていました。


ホタル

2018年06月02日 | えぶりでいず3丁目の夕日

大津の百円市の後、知人のお誘いで「東高瀬川ホタルの夕べ」に行ってきました。大阪との水運商業振興のために角倉了以が作った東高瀬川。昔はホタルが乱舞していましたが、残念ながら数年前には見られなくなってしまっていました。
関係者のみなさんの努力でホタルも飛ぶようになり、今年は昨年より人出も多いようでした。
昨年から取り組まれてきたホタルの孵化、飼育は今回は残念ながらうまくいかなかったとのことでした。次こそはうまくいって、来年はより多くのホタルの乱舞が見られるよう願っています。




百円商店街

2018年06月02日 | 手づくり市

手づくり市仲間で出している浜大津の商店街で「百円商店街」イベント。百均効果はすさまじく大賑わい。


私は里山の木の棒(ただの木の棒ですが😁)を出しました。木の棒だけというのも珍しかったのか、かえって使い道が広かったのか、うれしいことに完売でした。


肉の元三(げんさん)では名物「近江牛コロッケ」に行列。


藤井七段効果か、子供縁台将棋道場も大盛況でした。


何時もこのくらい賑わってくれればなあ。


「なんちゃって唐衣」2

2018年06月01日 | ビンボー技

6月1日、西尾さんの季節限定商品「あんなまブルーベリー」が発売されたので試してみました。

なんか思ったよりいまいち。紫が濃く高級和菓子感がない。もう少し薄紫でできればグラデーションもあれば良いのですが。ラムネの方が清涼感、高級感もあり、まだましかも。