WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

Chinaソーチェーンの切れ味は?

2014年01月21日 | チェンソーカービング

中国産格安ソーチェーンを使ってみました。チェンソーはゼノアG3700。

オレゴン91VXより少しばたつく感じはありますがまあ、普通に切れました。ばたつき感の原因はおそらく刃が少し大きいことにあると思います。G3700にオレゴンの72シリーズを装着すると多分こんな感じになるんだろうと思います。
目立てして刃が小さくなってきたらちょうど良くなる、のかな?

またやはり刃が大きいためか、玉切りすると91VXより下刃側の毛羽立ちが多いです。切り口はやはり91VXの方がきれい。

気になったのはオレゴン製に比べ伸びが激しい点。5、6回玉切りすると下刃のドライブリンクがバーからダラリと垂れ下がってきました。使いはじめであることを考慮しても伸びが大きいような気が。

結論、少々気になる点はあるけれど伐採や玉切りには十分使えそう。というか91VXの安値価格(一般店頭価格だと3,000円前後もする)の半額であることを考慮すればコスパは十分あります。ただし、ばたつきや切り口の粗さがあるのでカービングには不向きかな(削って刃を小さくすれば使えるかもしれない)。


パチモン②

2014年01月16日 | おもしろ博物館

made in Chinaのパチモンその②。発電機検討中の方へ情報公開。

ヤフオクで新品送料込みで17,000円で落とせました。うまくすればもっと安く落とせるのかも。amazonでは30,000円で出てます。このスペックで日本メーカーだとヤマハEF23Hが近所のホームセンターでサンキュッパでした。多分原価なんて5,000円くらいのものなんでしょうね。

もっとも、ヤマハもホンダもナカトミ、デンヨーその他得体の知れん数々の直輸入パチモンたちも色やコンセントなどのレイアウトこそ違え、エンジンと発電機本体は皆同じようです。おそらく出所は中国の同じパチモンメーカーなんでしょうね。

問題は性能。いくら安くても使えなければ意味がない。
試しに850Wのドリルで使ってみました。モーター系は始動時に定格以上の電力が必要ですが問題なく使えました。電圧も100V余で安定していますし、始動も軽く一発でした。ま、日本の有名メーカーにも廉価版として供給してるんですからそこそこ使えるんでしょう。ただし、重い!し騒音は想像以上にデカイ!。住宅地やキャンプ場で使ったら間違いなく顰蹙を買うでしょう。軽くて低騒音のもっといいの欲しいけどビンボー人にはムリ。あ、発電機買えるだけましか


激安パチモンソーチェーン

2014年01月16日 | おもしろ博物館

ヤフオクで激安ソーチェーンを見つけたので試しに買ってみました。

左がmade in Chinaの91VX互換激安パチモンソーチェーン、1,200円
右は天下のオレゴン91VX。

左端パチモンパッケージのイラストは完璧に真ん中のオレゴンパッケージのコピー。もっとも、最近のオレゴンパッケージは右端のように“間伐”されて木の数が少なくなっています。パチモン対策?

右の写真のようにピッチ3/8"、ゲージ0.05"で一応互換には間違いないんですが、刃がデカイ!。オレゴンに同じ3/8"、0.05"で刃だけが大きい(大排気量向け)72DPなどがありますが、それらよりは小さい。ちょうど91VXと72DP(LP等)の中間くらい。いったいどんな切れ味なのか、使ってみたらまたレポートします。


三宅八幡の絵馬群

2014年01月16日 | 岩倉発見記

初詣に行った三宅八幡神社の絵馬を見に行ってきました。

元日は柵がしてあって休館だと思ったのですが、社務所で申し込めば入館できたそうです。というか柵は常時してあって、鑑賞希望者は社務所で申し込むシステムになっているようでした。この日も入館希望者は私だけだったようです。職員の方がマンツーマンで丁寧に解説していただき、とても興味深く鑑賞することができました。

絵馬というと文字どおり馬や干支などを描いたものが多いですが、ここの絵馬は一般庶民の、それも大勢の団体で遠足のようにお参りする様子を描いたものが多く、当時の庶民風俗を偲ぶことができ、民俗学的史料価値は高いと思われます。
下はその一例。館内は撮影禁止なのでパンフから写したもの。

中には100人以上の行列が描かれたものもあり、右の図のように服装や動きまで生き生きと表現されており、しかもその一人ひとりの名前まで記されているのです。名前から存命する子孫の方が判明した人もいるようです。子孫の方はそれを見てさぞ感慨深かったことでしょう。

絵馬群の整理研究成果を記録した冊子。2,500円ですが十分に価値はあると思います。

整理・調査研究は2005年に行われたようで、それまでほとんど注目されていなかったため、絵馬殿で野ざらしになっていて傷みが激しいものも相当あるのは残念なことです。
有名寺社のものは研究・保全も盛んに行われますが、地方の忘れられたような小さい寺社にもこのような貴重な文化遺産が日の目をみられることなく眠っているかもしれません。


びわこバレイ

2014年01月12日 | ビンボー技

山仲間と今シーズンの足慣らしに行ってきました。

1月5日から10日まではシニアウィークで、60歳以上の年寄りは“ゴンドラ+リフト1日券”が3,900円。暇はあっても金はない“シニア”にはありがたい。
ちなみに、今後もシーズン中毎週金曜日は“シニアデー”で同じく3,900円になります。

スキー場のレストランは高いのでお昼はオムスビ持参、350円の豚汁だけ注文してレストランで持ち込み昼食。滋賀県在住でシーズン券を買っているお方から、シーズン券にサービスで付いてくる“コーヒー無料券”(株主優待券みたいなもん)をもらって食後のコーヒー

ゴンドラ山頂駅のレストランから蓬莱ゲレンデを見る。平日なので空いてました。

天気予報では山頂は吹雪かと心配しましたが、昼前には雪もやみ時おり陽もさすマアマアのコンディション。ただし、禿山吹きさらしの蓬莱ゲレンデは風が痛いほど冷たかったです。でも気温が低い分、雪質は軽くてよかった。
写真では見えませんが、右(西)側谷下へのロマンス、アルペン、ジャイアントコースは風も弱く滑りやすかったです。

同じく眼下に広がる琵琶湖と琵琶湖大橋。


1月5日、初小町市

2014年01月06日 | 手づくり市

マイブース。年末いろいろあって製作が出来ず商品が少なくこぢんまりと

それでもま、フクロウやスツールなどが出てなんとか経費+αにはなりました。

正月だというのに、お客さん少なっ

今日の京都はこの冬一番の冷え込みだったそうで、確かに寒かった。

それでも、大好きな麻里ちゃんが今回も来てくれました

小野小町の姿絵と歌が入った「ご朱印帳」を買って帰りました。1,200円とは思えない立派な装丁で、ご朱印帳をお求めの方にはお買い得かと。他に有名な梅林の梅の花をあしらった廉価版、700円もありました。竜安寺など有名どころだと1,700円~2,000円くらいするもんね。


初詣

2014年01月06日 | 岩倉発見記

岩倉の地元神社、三宅八幡宮へ初詣。


                                     孫のしゅうちゃんです

最初、上賀茂神社へ行ったのですが車が駐車場に入れずあきらめました。
三宅八幡宮は小さな神社で“じもじも”しか来ていないようですいていて助かりました。ムスメ一家も来ていたので、子育ての神様だからちょうどよかった。

御朱印を集めている義姉が社務所へもらいに行くと、めったにそんな人は来ないようでグッズ売りのお姉さんは、それこそ「鳩が豆鉄砲・・・」のような様子で奥へ引っ込んでしまいました。
しばらくして宮司さんらしき人が出てきて書いてくれました。このあと六波羅蜜寺へも行って御朱印をお願いしたところ、寺務所の方は三宅八幡宮のそれを見てはじめてみたと珍しそうでした。結構レアモノのようです。

三宅八幡宮のシンボルは向かい合った鳩。茶店で「鳩餅」というのを売っていたので食べてみました。生八っ橋を鳩の形にしたお餅でした。

最近、昔の風俗を描いた絵馬がたくさん見つかって、京都市の文化財に指定されたそうです。絵馬の展示場があったのですが、お正月は残念ながら閉館でした。


ど根性大根

2014年01月06日 | おもしろ博物館

昨年、採集して軒先に干してあった大根の種を山の畑に持って行って蒔いたのですが、そのときにこぼれた種が庭のそこここで勝手に育っています。

畑に蒔いた大根も、間引きもしなかったけれど束になってそれなりに育っています。むしろ肥料をたっぷりやって大きく育ったものよりも菜っ葉も柔らかくておいしく食べられました。

一頃、都会の歩道の片隅などに生えた「ど根性大根」が話題になったことがありましたが、大根というのは結構どこででも育つ、もともと生命力の強い植物のようです。


年賀状

2014年01月06日 | このごろ思うこと

今年お出しした年賀状です。
                                                                                         

迎春  二〇一四年一月




日本最高所の露天風呂
八ヶ岳 本沢温泉 標高2,150m     正面に雄大な硫黄岳が迫り絶景でした。

昨年末は例年にも増して喪中はがきが多く届いた。そういう年齢になってきたんだなと寂しいような、元気な様子を知らせてもらって嬉しいような、そして少々“メンドクサク”て憂鬱なような年賀状の季節が、今年もやってきた。

昨年秋には、複数の元郵便局(現JP)関係者の方々から「年賀状を買うなら私から買って」と営業をかけられた。
10月頃、最寄の郵便局から年賀状の申込用紙がポスティングされていてすでに申し込んだ後だったので、申し訳ないながらお断りせざるをえなかった。郵便局に受け取りにいくと大歓待された

社会問題としても“瞬間的に”話題になったが(日本の常で、時期を過ぎると何事も無かったかのように、もう忘れ去られている)、小泉民営化後、年賀はがきの販売ノルマが厳しくなったようだ。追い詰められた人が自腹を切って買い取る“自爆”なる行為も横行しているようだ。世界各地で“自爆テロ”が流行する昨今、こうした行為を“自爆”と呼んでいるのも興味深い現象ではある。

日本では、年初に挨拶を交わすという文化は平安の昔からあったようで、それを年賀状で簡略に済ませるという習慣は明治時代に始まったらしい。遠方などで会って挨拶するのも難しい、当時の社会状況下では、手軽に近況を知らせあう風習として有用な方法であっただろう。中国や韓国・朝鮮でも年賀状のような風習があるらしい。やはり同じ文化圏なのだなあ、何でもっと仲良く出来ないのだろう。もっとも、太平洋戦争中占領した日本がむりやりひろめたのかもしれないけれど。

私も幼少の頃、相手の近況を思いながら、イモ版や色鉛筆を使って心を込めた手書きの年賀状を交し合うのは楽しい年中行事ではあった。しかし、社会人になると、次第に印刷しただけの儀礼的なものが増え、会社社会は言わずもがな、家庭でさえ届く年賀状の多さを競い合うような変な風潮を感じたこともあった。

年賀状のやり取りは紙資源を大量に消費する。民営化されたJPでは先のごとく(元)職員の尻を叩いてノルマ達成の販売競争をさせている。届く年賀状のほぼ95%は、宛名まで印刷で済ませた裏表無味乾燥な“メンドクサイ”オーラを輝き放つ“印刷物”である。
もっとも、すでに会社などの利害関係を伴う組織員で無くなった今でさえ、例え“印刷物”ではあっても交し合える仲というのは、それはそれで利害抜きの人間同士の付き合いとしてありがたいことではあるが。

近年ではインターネットやスマートフォン(“ガラ携”)など、簡単便利で紙資源を必要としない通信手段がいくらでもある。相手がブログや流行のSNSをやっていれば、気になる人の近況をリアルタイムで知ることも出来る。
お互い「メンドクサイ」と思いつつも“印刷物”を送りあう個人的社会的労力と経費のムダ、資源の浪費を止める意味でも、年始の挨拶も可能ならば出来る限りそうした手段に移行しても良いのではないかと思う。それが“時代の流れ”というものだ。実際、子供達は年賀状のやり取りなんてもはや全くと言っていいほどやっていない。

ということで、私、来年から“印刷物”の交換は、それしか近況交換の手段がない方以外とは取りやめていくことにいたします。