WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

今秋は早め?

2021年09月30日 | まつたけ

「今年はもうあがってるで」という情報が入り、急きょ和歌山の「まつたけ山復活させ隊」試験林の調査に行ってきました。収穫は14本。
地球温暖化のためか、年々少しずつ発生時期が遅くなりつつある気がするマツタケですが、なぜか今年に限っては発生が早い気がします。例年は10月に入ってから、10月中旬が発生のピークなのですが。8月初旬の長雨の影響か?



傷んでいた鹿除け網の補修も行いました。

やはり長雨のおかげか、他のキノコの発生量も多い気がしました。
ハツタケ

ムラサキシメジ

帰りには御所市のオークワに寄り、恒例の「黒酢仕込みのトロ鯖寿司」を買って帰りました。
698円とは思えない美味しさと充実感のある鯖寿司。まつたけのお吸い物と合わせると絶品。近くに行かれる機会があればぜひお薦めです。オークワ御所店専売の隠れた名品です。取り置き予約しておかないと夕方には売り切れてしまいます。


庭の手入れ

2021年09月28日 | 今日の出来事

ぼつぼつ栗も終わり。垣根の外まで張り出して隣家に実や落ち葉を落としていた枝を剪定しました。

栗、今秋最後の収穫。

柿はもう少し。

コンポスト代わりのプランターに混ぜ込んだ生ゴミから芽吹いたカボチャ。
これから気温も下がって来るし、残念ながら成長は期待できませんがどうなるか見て行こうと思います。

クイズ。
木は梅の木ですが、その周りに細い葉をつけているスギナのような植物は何でしょう?

答:アスパラガス。
以前もらってきた、成長して赤い実のついたアスパラガスを窓辺の花瓶に飾り、落ちた実を庭に放っておいたらアスパラガスが生えてきました。ただ、庭の栄養状態が乏しかったのか、一向に店で売ってるような太いアスパラにはなりません


初めてのタチウオ釣り

2021年09月25日 | 観光
釣り好きの友人のお誘いで、神戸須磨へ初めてのタチウオ釣りに行ってきました。

釣りも竿やリールなどなど揃えて本格的にやるとなると結構お金のかかる趣味ですが、今回は必要な道具類は全て友人からお借りして仕掛けやエサなど消耗品と船代、交通費だけ負担。それでも残念ながら元は取れませんでした^^;。ま、「何事も経験、何でも一度はやってみよう」がモットーなので。

お世話になる釣り船「海賊船 だいゆう丸」


いざ出航。


始めのうちはみんな笑顔^^;


このくらいのサイズになると「ドラゴン」と呼ばれて大物の部類。
でもなんか変?まあ、細かいことは気にしない気にしない。


初心者はこんなもんです。上手な人はこのサイズは惜しげもなくリリースしてました。

楽しかったし、いろいろ勉強にはなりました。
帰りに寄った名神吹田SAの鉄板焼き売店の腰板がなんと、たこ焼きの鉄板だった!?


昔懐かしいチンドン屋さん

2021年09月19日 | えぶりでいず3丁目の夕日
出町桝形商店街で買い物をしていたら、昔懐かしいチンドン屋さんに出会いました。「チンドン通信社」様御一行。経営は大変でしょうが、何とか頑張って続けてほしい。


商店街「秋の感謝祭」の宣伝中。手作り感満載のビラもなんか昔懐かしい。


桝形商店街は、「三丁目の夕日」のような昔ながらの風情を残す商店街ですが、時代の流れで変わりつつもあります。それでも、四条通界隈とはまた違った人情味があり、商店街の方の努力でにぎわい続けています。
私ももう、四条界隈や繁華街からはとんと足が遠のいて久しいのですが、出町界隈にはよく来ます。同じようなアーケード街であっても、四条や繁華街は疎外感を感じるのですが、ここはなんか居心地が良くてほっこりします。

秋の味覚三題

2021年09月18日 | 里山

栗:庭の栗の木から今秋の初収穫。
柿:昨日、鹿背山の直売所で買ってきました。西村早生という早生りの種類。切ると黒っぽく糖粒が多く甘そうに見えますが、甘さはほんのり、果肉はちょっときめが粗い。やはり富有柿の方がうまいかな。富有柿は11月頃出荷との案内です。
米:隣の農家さんから新米をいただきました。毎年、お裾分けしてくださいます。中途半端な田舎=岩倉😄のいいところ。
 
 
話は変わりますが、うちの狭い庭には栗、柚子、富有柿、梅を外壁に沿って所狭しと植えています。まさに三密状態😅

柚子を除いて落葉樹なので初夏から秋には葉が生い茂って、庭内部は少々陽当たりは悪くなります。しかし、それがかえって良かったようで夏場、雑草は少ないです。冬は落葉するので陽当たりは良くなります。落葉で庭の土もそこそこ肥えます。
生垣に常緑樹を植えている家が多いですが、それだと年中暗くなるし、庭の環境作りと景観には落葉樹を多めに植える方が良い気がします。
旧家はまだしも、新しく建つ家は庭木管理、とりわけ落ち葉や雑草の始末が面倒なためか、コンクリートや石畳で地面を覆ってしまって、目につく玄関先にだけほんの申し訳程度の緑が植えてある家が多い。忙しく世知辛い世の反映なのかな?うちの並び6軒でも庭が土むき出しの家は、年寄りのヒマ人が住むうちだけ😥

バナナの保存法

2021年09月15日 | どうでもいいことだけど...

YouTube動画を見流していたら「バナナの保存法」に行き当たりました。それがどうも納得がいかんので自分でも実験をしてみました。
バナナからは熟成を促す植物ホルモン=エチレンガスが出ているので、ラップで包んで保存すると熟成を遅らせて長く保存できるのだといっています。投稿者は実験をしているのですが、実験の内容は、

バナナを2グループに分け、一方は①ラップで包んで冷蔵庫の野菜室に保存。もう一方は②何も処置をせず室温に置く。
1週間ほどして比べると、②は例のソバカスだらけのバナナになっているのに対し、①はほとんど変化がなかった。
で結論、「バナナを長く保存するにはラップで包んで保存すればよい」というのです。

なんかおかしいと思いませんか?
すでにお気づきの方もおられると思いますがそう、保存条件の設定が不適当なのです。
上の実験では「ラップで包むか包まないか」以外の温度条件の比較が考慮されていません。①は冷蔵庫、②は室温放置。つまり、①の方が長持ちしたのは「ラップで包んだため」なのか「冷蔵庫に保存したため」なのかを判定できないのです。

そこで「ラップ」と「温度」両方の条件を比較できる実験を行ってみました。
すなわち、「ラップで包んだもの」と「ラップで包んでいないもの」の2種類2組を、1組は「冷蔵庫保存」、もう1組は「室温放置」。もちろん、各組の「ラップで包んでないもの(エチレン放出?)」が「ラップで包んだもの」に影響を与えないよう、それぞれのバナナは1本づつポリ袋に入れて密封しています。1週間後の結果が次の画像。

左のソバカスの2本は「室温放置」したもの。右のツルっとした2本は「冷蔵庫の野菜室保存」したもの。


この結果から推測できることは、永く保存するには「温度条件
(低温保存)の方が重要」で、「ラップで包むか包まないかはあまり関係なさそう」ということがお分かりいただけると思います。

で、もう一度YouTube動画にあたってみると、出るわ出るわ、圧倒的に「バナナの(長期)保存にはラップで包むのが良い」「袋に入れるとよい」としているものがほとんど。で、温度についてはバラバラ。どちらかというとやはり「冷蔵庫(低温)保存」としているものは多いが、そもそも温度条件に付いての実験、考察はまず行われておりません。

この実態から推測されることは、どうやら「バナナはヘタの部分からエチレンガスを出すので、それをラップなどで防いでやれば長期保存できる」という「都市神話」が存在しているらしいということです。

ここからは個人的な推量、考察、仮説です。
「野菜や果物の熟成は植物ホルモン=エチレンガスによって促進される」というのは、科学的には証明されている事実でしょう。しかしその放出量や感受性は植物によって差があるでしょうし、バナナの場合はエチレン放出量は少なく感受性も小さい。むしろバナナの熟成に対する感受性は温度条件によるところが大きいらしい。たしか「リンゴはエチレン放出量が多く、エチレン感受性の高いものをリンゴと一緒に保存すると熟成が促進される」ということを聞いたことがあります。

そうした注意を払って見直してみると、このようないつの間にか染み込んだ「都市神話?」による流言のなんと多いことか。血液型占いなどその代表的なものでしょう。


科捜研の女

2021年09月08日 | 映画(西部劇など)
「科捜研の女」劇場版 9月3日公開
観てきました。
何を隠そう、私、沢口靖子さんのファンです😁
全体的には、TVドラマのようにCMや「来週に続く」でブチブチ切られる興覚めもなく、終わりまでの目まぐるしい展開は目をそらさせません。
ただ捜査手法や科学捜査に関しては、多少なりとも生物学をかじったことの ある人にはツッコミどころ満載でしょう。特に大腸菌の扱いに関しては、いくら体内に普通にいる菌だといっても、研究で取り扱うのにあんな雑な取り扱い方はしないし、できない。面白さ優先で、話をつまらなくしてしまいそうな生物学系の専門家の監修はあえてしなかったんでしょうね。ま、突っ込んで面白がるのも、映画の楽しみ方の一つではありますし。

そして何より、製作者の意図的なものなのかは不明ですが、予想外のオマケ的な仕掛けもなかなか楽しめましたです。
本筋のミステリーのネタ晴らしをするのはルール違反なのでおいておくとして、ツッコミどころと仕掛けの方を少しご紹介。

一つだけ突っ込んでおきますと、
警察の行き過ぎ捜査と、監察官によるチェックシステム(そんなものが本当にあってちゃんと機能してるのかはナゾ。あればもうちょい冤罪も減ると思うが?)の説明みたいなサブストーリーの一方で、予告編見りゃ大体予想できる「オイオイ、そりゃおとり捜査だろう?」というマリコさんの一芝居にはおとがめなしの不思議。

仕掛けその1.マリコは駆け出しのころ既婚であった!!実はこれが今回最大のミステリー?😲
別れた相方が警察庁のエライさんになって登場、マリコたちの捜査を助ける。別れた理由は不明、次作に請うご期待!? うまいこと引っぱるなあ😮

仕掛けその2.チョイ役に小保方さん!!?
洛北医大(京都医科歯科大だったかな?まそれはどっちでもいいこと)の細菌学教室助教、はたさん(漢字不明)、なんとあの「スタップ細胞はありまーす」小保方さんに激似。単なる偶然か?、いやいやこれは絶対に仕掛けたとみた。「はた助手」って呼ばれて「”助手”ではありません、”助教”ですっ!」となかなかのツッパリ、トンガリっぷり。思わせぶりに登場しといて結局、事件には何の関係もないという、それはないだろう的な。
以上のように、沢口靖子さんファンでなくても、いろいろ突っ込んで楽しめる「佳作」だと思います。

「民衆の資本主義」

2021年09月04日 | このごろ思うこと

今日の京都新聞に興味深い記事が2つ。

1つは控えめながら政治家の痛いところを衝くコラム。

最近の京都新聞は揺れ幅が激しいが、創業一族・経営者と対極にいて振幅を大きくしている存在が、おそらくこの日比野さん、元新聞労連委員長、京都新聞編集委員兼論説委員の重責にも就かれ、現在は京都新聞東京編集部長(東京へ左遷?)。

もう1つは関連するテーマに関する書評。
「資本主義だけが残った」ブランコ・ミラノヴィッチ(ニューヨーク市立大学大学院シニアスカラー )
評者は、諸富徹京大教授。

もっとも、読んで分かるように、評者は著者の考えを後追い要約しているだけで評論はしてはいない。これが書評と言えるかはさておくとして、

まず、著者のブランコ・ミラノヴィッチ氏は「ニューヨーク市立大学大学院 ストーンセンター シニアスカラー」という肩書きの資本主義信奉者であり、”その立場から現代資本主義の問題点と未来への展望を考察した書”という事実は抑えておかねばなるまい。

著者の主張を私なりに再度、要約すると、

経済圏が拡大していく歴史過程で、社会経済システムの目的は利潤追求であり、それこそが最大の価値であるとする「リベラル能力資本主義」が欧州で誕生し、ゆっくりと成長拡大を続けて行った(グローバリズム)。

一方で、経済力で先行する「リベラル能力資本主義」に後れを取った後進国(地域)では、対抗するために急速な資本主義化を急がねばならず、推進力としての国家的総動員体制確立のために、共産主義を唱える共産勢力の台頭は必要な過程であった。こうして生まれた資本主義を「政治的資本主義」と定義し、「共産主義」は「資本主義にとって替わるシステム」なのではなく、後進国(地域)が「資本主義」に至るための単なる過程に過ぎない、とする。

「リベラル能力資本主義」では資本が資本を再生するしくみにより、ごく少数者への利潤と資本の集積が加速度的に進行し、ますます格差が拡大せざるを得ない。一方「政治的資本主義」では、政治的腐敗と利権による格差を生み出さざるをえない。
いずれにしても格差が拡大せざるを得ないという、共通の問題点を抱えている。

著者は、そもそも「資本主義」、「共産主義」を社会体制の歴史の中での位置づけとしてしか定義していなくて、中身の考察はほとんど行っていない。つまり自分の土俵へ引っ張り込んで自分有利の土俵でのみ議論するという、老獪な「知識人」の手口でありフェアな議論ではない。

そして著者が提示する資本主義の将来への指針は、

「グローバル経済の未来を左右するのは、資本主義と他の経済システムの競争ではなく、資本主義内の二つのモデル、つまり、「リベラルで能力主義的資本主義」と「政治的資本主義」間の競争だろう。リベラルな資本主義が「民衆の資本主義」へ進化し、拡大する格差問題にうまく対処しない限り、欧米のシステムは、(マルクス主義のいう)社会主義ではなく、中国型の政治的資本主義に近づき、金権政治的になっていくだろう。格差を是正し、「民衆の資本主義」への進化を実現するには、中間層により大きな金融資産の保有を促す税インセンティブを与え、超富裕層の相続税を引き上げ、公教育の質を改善し、選挙キャンペーンを公的資金でカバーできるようにしなければならない。そうしない限り、「政治的資本主義」同様に、排他的な少数で構成される特権階級の家庭が、将来に向けて永遠にエリートを再生産していくようになる。(「フォーリン・アフェアーズリポート」2020年1月号)」

著者が目指すべきとする「民衆の資本主義」とは?上の引用にそって書き出してみると、
『格差を是正し、「民衆の資本主義」への進化を実現するには、中間層により大きな金融資産の保有を促す税インセンティブを与え、超富裕層の相続税を引き上げ、公教育の質を改善し、選挙キャンペーンを公的資金でカバーできるようにしなければならない。』
日本風に分かりやすく言い換えてみると、
「富裕層の税引き上げで格差是正」、「公教育の充実で国民全体のレベルアップ」、「政党助成金!?で選挙活性化??」、「小金の投資運用(NISA)による中間層の所得引き上げ」、ちょっと拍子抜けするほど凡庸・陳腐ではある。

この立場からすると、後進地域中東では「イスラム原理主義」が「共産主義」の役割を果たすことになるとも考えられるのかもしれない。

 


お遊び、体験、練習におすすめE58ドローン

2021年09月03日 | おもしろ博物館
数日前に投稿した「初めてのドローン」の続き。
動画作成の練習も兼ねて練習しました。少しは上達...した...か...な?
トイドローンは軽いので、扇風機の風でもけっこう影響を受けました。逆に扇風機を回しながら練習すれば、屋外の微風程度の練習にはなります。
山の調査とか、きれいな風景動画を撮るのは、やはりトイドローンでは無理そう。そういう目的だと20万円くらいの高性能機が必要なことを改めて思い知りました。
でも、それなりにコントロールできるようになると楽しいオモチャではあります。も少し練習して、ゲームではコテンパンにやられた孫を見返してやろう😁。少しはジイジの権威を回復できるかも?😁

お遊び、体験、練習におすすめのドローンE58

ホバリング練習カメラ映像

旋回練習 カメラ映像