WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

バイオハザードⅢのミラ と 雲南の少女ルオマ

2007年11月07日 | 映画(西部劇など)
 映画「バイオハザードⅢ」を見に行ってきた。映画自体もさることながら、ミラ・ジョボビッチの力のある目と脚見たさに。もっとも、映画のプロモーションでTVインタビューに答えていた妊娠4ヶ月の太ったミラは別人のようだったが。
 映画そのものは、ゾンビ、サスペリア、マッドマックスなどをない混ぜにした、マッドサイエンティスト&スプラッターものでグロいB級テイストだった。これではせっかくのミラの目と脚の魅力も半減以下だ。アメリカ映画もだいぶ行き詰っているのかな、と感じさせられた。
 次の“Ⅳ”でもう一儲けを、と引っ張るストーリーは見え見えで、「バイオハザードⅣ」では、お互いにエスパー的怪物に「進化」した、<アリス(ミラ)生みの親のサイエンティスト>VS<アリスとそのクローン達>の最終決戦となるであろう余韻を残して終わる。アラスカに逃げた生き残り達がどう絡むのかも“Ⅳ”へ引っ張る伏線となっている。
 それにしてもアメリカ映画というのは、どうしてこうも銃をガンガン撃ちまくるのか。銃社会を固定化しようと企むアメリカの闇勢力の意図を感じざるを得ない、一種の「サブリミナル映画」なのだろう。

 あまりのグロテイストに閉口して、口直しに「雲南の少女 ルオマの初恋」という、中国版純愛映画も見てきた。ストーリーそのものは他愛もない典型的な「純愛映画」で、まあ口直しにはちょうど良かった。
 ただ、映画の舞台となっている山間の民、ハニ族の村の棚田風景は圧巻だった。日本の棚田とはスケールが違う。主演の少女もハニ族とのことだったが、笑顔がとてもかわいいなかなか魅力的な少女で、民族衣装が良く似合っていた。「バイオハザードⅢ」のアリスとは好対照で、それだけでも見るべきところのある映画だった。