近所の大先輩Tさんに原発の本を5冊もいただきました。メディア論がご専門らしく、原発関係の書籍を60冊は目を通されたそうです。私はツイッター情報に夢中で「本はあまり読まないんです」なんて愚かなことを口走ってしまったのですが、小出裕章著「原発のウソ」をすぐに読み終えました。
一企業としては想像もつかない見通しのでたらめさ、稼働できず放射能のごみを貯め続けるリスクの高さにおいて、しかも政府も加担して税金を何兆円もつぎ込んで濡れ手に泡の悪魔を生み出しているのは「原発のバカ」と言っても言い過ぎではないです。そのおこぼれにあずかって喜んでいる場合ではないでしょう。目に見えないからとごまかせてもすぐに真実が現れるのですから。福島もそうですが、六ヶ所村やもんじゅがどんなに危険なものか分かり、どこに希望があるのかと思うほどです。(トトロの森のミチコさんのブログに詳しい紀行文がのりました。)
二冊目読み始めたのは広川隆一著「福島 原発と人びと」です。「DAYS JAPAN」編集長の著者が震災後すぐにバイクで福島に向った時のことから書かれています。放射能検知器で測定しながら、通りすがる沿道の人たちに放射線量が高いから戻るよう呼びかけながらの、チェルノブイリやスリーマイル島も取材したフォトジャーナリストとしての福島取材の本で、まだ途中です。
そんな折、文科省が8月31日付で発表した全国放射能汚染地図では江戸川に次いで立川市錦町下水処理場でも高濃度のセシウムが検出されました。市のホームページから検索しましたところ汚泥焼却灰からセシウム134が(8/10現在)3,290Bq/kg、セシウム137が4,500Bq/Kgとなっています。担当者に聞きましたら、家庭からの排出物や雨などだそうで外に漏れないように管理しているそうです。合計は基準値の8,000Bq/Kg以下だそうですが。ホットスポットは身近にもあるということでしょうか。
写真はグループホームの庭で咲くヤブランです。
一企業としては想像もつかない見通しのでたらめさ、稼働できず放射能のごみを貯め続けるリスクの高さにおいて、しかも政府も加担して税金を何兆円もつぎ込んで濡れ手に泡の悪魔を生み出しているのは「原発のバカ」と言っても言い過ぎではないです。そのおこぼれにあずかって喜んでいる場合ではないでしょう。目に見えないからとごまかせてもすぐに真実が現れるのですから。福島もそうですが、六ヶ所村やもんじゅがどんなに危険なものか分かり、どこに希望があるのかと思うほどです。(トトロの森のミチコさんのブログに詳しい紀行文がのりました。)
二冊目読み始めたのは広川隆一著「福島 原発と人びと」です。「DAYS JAPAN」編集長の著者が震災後すぐにバイクで福島に向った時のことから書かれています。放射能検知器で測定しながら、通りすがる沿道の人たちに放射線量が高いから戻るよう呼びかけながらの、チェルノブイリやスリーマイル島も取材したフォトジャーナリストとしての福島取材の本で、まだ途中です。
そんな折、文科省が8月31日付で発表した全国放射能汚染地図では江戸川に次いで立川市錦町下水処理場でも高濃度のセシウムが検出されました。市のホームページから検索しましたところ汚泥焼却灰からセシウム134が(8/10現在)3,290Bq/kg、セシウム137が4,500Bq/Kgとなっています。担当者に聞きましたら、家庭からの排出物や雨などだそうで外に漏れないように管理しているそうです。合計は基準値の8,000Bq/Kg以下だそうですが。ホットスポットは身近にもあるということでしょうか。
写真はグループホームの庭で咲くヤブランです。
私も小出さんの『原発のウソ』を読み始めました。
目が悪い上に読む速度がとても遅いので、いつになったら読み終わることやら。
『原発のウソ』のまえがきに
「起きてしまった過去は変えられませんが、未来は変えられます」
と小出さんは書いておられましたね。
そうだ、私たちも“いい年齢(とし)”になってしまったけれど、未来を変えるためにできることをしていかなければと改めて思いました。
これからもいろいろな情報や本の紹介をよろしくお願いします。