辺野古に基地を作らせない

　昨夜、市ヶ谷の自治労会館で「辺野古アセス反対　沖縄の民意を踏みにじるな１２・１５集会」がありました。午後から院内集会があったらしく、定刻の６:３０には満席でした。

　私には、いま沖縄で起きていることを知るいい集会でした。
アメリカが海兵隊のグアム移転予算を削ったことで、普天間が固定されるのではという不安がありましたが、集会は、いま日本が基地をあきらめる絶好の機会にしようと熱く進められました。

　環境アセスメントはそもそも大がかりな自衛隊の船団で海中に１１２ケ所の機器を設置し、メンテナンスで海をかき回し、潜り、調査したものです。野生動物が逃げた後の環境を調査したシロモノです。それを提出するということは次は海を埋め立てるということです。

　これ以上基地をつくらせない、普天間は閉鎖・返還。
　オスプレイを配備するヘリパッドを高江に作ることを阻止。
　いままで穏やかに国境の町として台湾と行き来していた与那国島に自衛隊配備しようとしています。国境のあり方の見本のような場所です。
　さらに八重山が採用した教科書（沖縄戦があったことを記述した）に文科省が予算をつけないと言っています。

　辺野古では非暴力抵抗運動が１５年も続いていて、アメリカはすっかり嫌気がさしてきたでしょう。日本は思いやり予算を震災復興に回すこともせず、仕訳けはただのパフォーマンスといわれてもしかたないと思う。世界で米軍の給料を５０%負担しているのは日本だけ～。税金上げるなんて恥ずかしい。お人好し？隷属？
　民主党から沖縄等基地問題議員懇談会会長川内博史さん、辺野古から安次富浩さん、沖縄平和運動センター議長崎山嗣幸さん、ＪＵＣＯＮの花輪伸一さん、飛び入りの参議院議員山内徳信さんという方々からのアピールや状況報告を聞きました。
　最後の、若い女性司会者のシュプレヒコールには涙そうそうで声になりませんでした。

　写真は力のこもった元読谷村長、現参院議員山内さんのアピールです。