続・てんしん日記2022

teacapブログから引っ越しました。
花の写真、本の感想、日々のできごと等々かな。

若者の熱心さに圧倒されました

2011-04-23 10:28:00 | ノンジャンル
 昨夜は阿佐ヶ谷のロフトAでアースディのトークショウ「3つのエコロジーと東電福島原発事故」に参加しました。
 いま引っ張りだこの未来バンク田中優さんの「復興住宅」に興味があったからです。

 他の出演者は、自殺問題に取り組まれ、この震災をきっかけに、環境、社会の問題に踏み出し、社会をかえていこうと発信し続けている女優でフォトジャーナリストの松田美由紀さん、社会学者の毛利義孝さんでした。
 田中優さんは、自然エネルギー等の問題に詳しく、それらをわかりやすく話すことが特技だそうです。日本では海上に建てる風車や波のエネルギーを利用するのが1番向いている。それを作り、尖閣諸島に中国が石油を取りに来たら、この自然エネルギーにつないでどうぞ使ってください、と言いたいと発言されました。音楽家たちが始めた貸金業APバンクの話も私は初めて聞きました。アクセス数が万を越すという、ミスチルファンの若者にはおなじみのようです。
 松田美由紀さんは、原発反対と言っているのは、自然食品店で買い物し、化粧もせず、ぼざぼざ頭の、子どもに砂糖を食べさせないでという人がやっているものと思っていたけど、この震災でこれは生き方をかえていかなければと、たとえ仕事がなくなってもどれほどのことですか、とバンバン発言されていて、若者を引きつけていました。
 毛利義孝さんは、政治家が悪いと言っても、自分たちの程度にあった政治家なわけだから、自分たちがかわっていかなければ、東京でも柏崎でも原発推進派が当選する、との話でした。

 ロフトAは地下で、90人がぎゅー詰めで、丸椅子で、と私はぐったりして中座してしまいました。それでも夜10時過ぎ、質問もだんだん白熱していました。そばの女性はパソコンで3人の発言をツイッターで発信し続け、この発言がこういうふうにまとめられるんだ~と感心してのぞきました。すでにIT革命、孫さんのニュースにパソコンの前で万歳三唱する時代のようですよ。

 「復興住宅」は被災者でなくても十分な住宅と熱い視線を送っています。