千葉県香取神宮の石碑に安倍晋三総理の
「大和心」の書が刻まれている。
今回はこの石碑から日本の現状と安倍総理は何と戦っているのかを歴史的思考で考えてみたい。
日高見国という場所がある。
明治の歴史学者 津田左右吉は
「実際の地名とは関係ない空想の地で、日の出る方向によった連想からきたもの」とした。
神話学者の松村武雄は、
「日高見」は「日の上」であり、大祓の祝詞では天孫降臨のあった日向国から見て東にある大和国のことを「日の上の国(日の昇る国)」と呼び、神武東征の後王権が大和に移ったことによって「日高見国」が大和国よりも東の地方を指す語となったものだとしている。
また、「日高」を「見る」ということでは異論はなく、「日高」は「日立」(日の出)の意味を持つので、『常陸国風土記』にある信太郡については、日の出(鹿島神宮の方向)を見る(拝む)地、ということではないかともされている。
旧国名の「常陸」(ヒタチ)は、「日高見道」(ヒタカミミチ)の転訛ともいわれる。
『日高見国(ひたかみのくに)は、日本の古代において、大和または蝦夷の地を美化して用いた語。『大祓詞』では「大倭日高見国」として大和を指すが、『日本書紀』景行紀や『常陸国風土記』では蝦夷の地を指し大和から見た東方の辺境の地域のこと』
とwikiにあるが、魏志倭人伝に表記された邪馬台国の九州、畿内説に引っ張られる形で軽視される関東だが、明らかに戦後の軍国主義、皇国史観の否定によって古代史が捻じ曲げられている可能性を危惧してここ数回取り上げている。
東北大学名誉教授である田中英道氏は日本の三大神宮、伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮のうち二つが関東にあることから天孫降臨は関東の縄文文化から西へ支配者が渡ったとの説をといておられる。
今回はグーグルアースを使って田中教授の説を補足する形で説明したいと思う。
先ずは三大神宮の伊勢神宮
鹿島神宮
香取神宮
縄文文化の発展を示す大森貝塚
高天原
如何であろうか日の出ずる国日本のその中の日の出ずる国が千葉茨城県であることは疑いようのないことがお判りいただけたであろう。
広義によれば関西から見た関東こそが日高見国であったと言える。
つまり戦後古代史が軍国主義、水戸学、皇国史観、皇室、神話、古事記日本書紀を否定する反日教育であることが導き出されるのである。
邪馬台国、卑弥呼など日本の外国目線の古代史などに囚われてその場所を探す論争をしている時点で日本人の愚かさに茫然自失となる。
歴史認識問題と憲法改正に立ちはだかる反日日本人と反日勢力に正に安倍晋三総理は「大和心」で立ち向かっている訳だ。
驚きです。
小生は第二期安倍政権に関する具体的な細部の事実までを蒐集してきました。それらからすると大和心とは完全に真逆な事実群でした。
仰る具体的な事実やエピソードを10個位教えて下さい。
神の前では日本国民平等(天皇陛下は神と国民の仲介者という特別な御存在)のはずです。何故安倍晋三のみは許されるとお考えでしょうか。