日本国の教科用図書検定基準に定められている「近隣のアジア諸国との間の近現代の歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がされていること。」という規定のことであるが、若者には特に興味が無いかもしれない。
ここは是非近現代史を理解する上で、年寄の戯言として読んで貰えれば幸いである。
簡単に言うと先の大戦で近隣諸国には迷惑をかけたので我が日本国がお隣さんづき合いを円滑にし、もう迷惑は掛けないと理解してもらうためと、軍国主義を否定する証としても、多少の誇張、捏造は大目に見るという決まりを教科書の検定に加味しますよとの条項だ。
ことの発端は昭和56年度の教科用図書検定について、「高等学校用の日本史教科書に、中国・華北への『侵略』という表記を『進出』という表記に文部省の検定で書き直させられた」という日本テレビ記者の取材をもとにした記者クラブ加盟各社の誤報だ。
これを受け、昭和57年8月26日に、日本政府は、『「歴史教科書」に関する宮沢喜一内閣官房長官談話』をだし、検定基準を甘めに改定した。
これが近隣諸国条項だ。
中国・韓国・北朝鮮の三国の主観に基づく歴史観に迎合するような制度が、果たして国際的な客観性を担保できるような基準を設けることになるのか大いに疑問である。
また、近隣諸国である中国・韓国・北朝鮮の教科書作成に関しこんな規定がない上に反日教育を行っていた。
平成25 改正教育基本法には『他国に敬意を払う』という趣旨の記述がされ、見直すことを決めた。
これは甚だ遅きに失したようであり、すでに進出から侵略への移行は完了済みの感がある。
つまり近隣諸国条項は利用され尽くされたのだ。
ここは是非近現代史を理解する上で、年寄の戯言として読んで貰えれば幸いである。
簡単に言うと先の大戦で近隣諸国には迷惑をかけたので我が日本国がお隣さんづき合いを円滑にし、もう迷惑は掛けないと理解してもらうためと、軍国主義を否定する証としても、多少の誇張、捏造は大目に見るという決まりを教科書の検定に加味しますよとの条項だ。
ことの発端は昭和56年度の教科用図書検定について、「高等学校用の日本史教科書に、中国・華北への『侵略』という表記を『進出』という表記に文部省の検定で書き直させられた」という日本テレビ記者の取材をもとにした記者クラブ加盟各社の誤報だ。
これを受け、昭和57年8月26日に、日本政府は、『「歴史教科書」に関する宮沢喜一内閣官房長官談話』をだし、検定基準を甘めに改定した。
これが近隣諸国条項だ。
中国・韓国・北朝鮮の三国の主観に基づく歴史観に迎合するような制度が、果たして国際的な客観性を担保できるような基準を設けることになるのか大いに疑問である。
また、近隣諸国である中国・韓国・北朝鮮の教科書作成に関しこんな規定がない上に反日教育を行っていた。
平成25 改正教育基本法には『他国に敬意を払う』という趣旨の記述がされ、見直すことを決めた。
これは甚だ遅きに失したようであり、すでに進出から侵略への移行は完了済みの感がある。
つまり近隣諸国条項は利用され尽くされたのだ。