佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

合唱団Lalari合宿 in 長岡

2007年04月30日 20時18分46秒 | 合唱

 

 土日の合宿です。

 

 

 今回は、長岡で開催しました。

民営の国民宿舎でした。

ネットで探したので、どうなるかなと思っていましたが、

思ったより過ごしやすく快適でした。

Lalariはアカペラしか歌っていないので、

そういう意味では、練習できる広さの部屋があればいいので、

探しやすいとは思います。

 

  

 土曜の午後1時から5時、

夕食を挟んで6時から8時、

その後は軽く飲んだりして、

日曜は午前9時から12時、

昼食を挟み、散歩などにも出かけつつ、

午後1時から3時まで練習しました。

 

 

 ララリは県外からの参加者が半分くらいいるので、

通常は月1回の練習。それもなかなか揃わなかったりで、

今回も来れない人はいましたが、

思ったより練習が進んだと思います。

練習したのは2曲。

コンクールの課題曲と自由曲です。

自由曲は拍子や調性やテンポがたびたび変わる曲で、

最初はどうなるかと思いましたが、

ようやく形が見えてきました。

 

 

 今回は、男声の数の関係で、

僕はずっとテノールを歌っていました。

某合唱団でも、男声が3パートのときに真ん中を歌い、

自分にとっては結構きわどい音域を歌うことが

ここしばらくあります。

今回は響く部屋で、まだ良かったですが、

声をファルセットにすると、僕は鳴りが悪くなるので、

この境い目をなくして、裏と表の声をスムーズに移行するのが

ここしばらくの課題。

これが難しいんですよね。

 

 

 

 で、テノールを歌って、

今回改めて感じたこと。

 

 

 

和声と旋律の狭間

 

 

 

です。

合唱において、歌っている時を

”ものすごく”大雑把に分けると、

和声の構成音を担当する時と、

旋律を歌うことを担当する時に分かれます。

で、和声を担当するのは、自分の声でもまだいけると思います。

ただ、旋律を歌う時、

自分がテノールじゃないなと思うことがしばしばです。

やっぱり、テノールには声の輝きが必要。

僕はやっぱりバリトンかなと。

高い音域の旋律線を歌う時は、

やっぱり、声が薄くてもよく集まって響く声のほうが良い。

ジレンマではあります。

あと、テノールは、自分にとっては、

より”意識”しないといけない。

というのも、僕が自然にしていると、

やっぱりバスにばっかり耳がいく。

つまり、意識しないで声を出すと、

たまにバスパートにいってしまうんですね。

和声の中を担当するには、意識して歌わないとダメなんですね。

ようやく慣れてはきているのですが。

 

 

 合宿では、音楽以外のことも楽しみですが、

今回は、長岡悠久山公園の花見とも重なり、

出店等も出ていて、休憩中も楽しく過ごしました。

あと飲み会も。

月1回の練習だと、なかなか交流がもてないので、

こういう時間は貴重だと思います。

 

 

 ということで、

合宿はそれなりの実りを得たかなと思います。

これを通常の練習に繋げていきたいですね。

 

 


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