先日チラッとネタにしたマンガ
「ラストイニング」の中。
聖母のエースが、自分は
「勝たせたいピッチャー」じゃなく、
「勝たせるピッチャー」なんだ、
という表現をしていました。
周りが勝たせてあげたい、じゃなく、
自分が勝たせる、ということですね。
でも、
もちろん本人が意図してじゃなくですけど、
「勝って欲しい」
「勝たせてあげたい」
とファンやサポーターが思うこと、
そう思わせるチームや選手、
要は、「思い入れ」だと思うんですね。
そう思わせてくれるかどうか、
これって、人に見てもらうスポーツにとって、
非常に大事なことだと思うわけで。
アマチュアかプロか、
結果が全てかどうか、
違いはあるかと思いますが、
上村の滑りを見る瞬間、
「納得する滑りをしてほしい」
「メダル取ってほしい」
「なんとか勝たせてあげたい」
という気持ちに僕はなりました。
ブーイングさえスタジアムからなくなる、
もしかしたらそんな瞬間さえ来るんじゃないか、
それくらいの寒さを感じる3試合。
今のチームに、
「勝って欲しい」「勝たせてあげたい」
と思われるだけのものがあるのかどうか、
このままいったら、もしかしたら、
W杯本番を生で見るどころか、
録画、いや、もしかしたら結果しか見ない人が
増えるんじゃないか、
自分もそうなるんじゃないか、という感じ。
ブーイングさえ来なくなったら、
見捨てられたらもう終わりでしょう。
確かに選手はまだオフシーズンだけど、
これだけ選手起用を固め続けて、
4ヶ月前でこんな感じなのかと。
残念ですが、現実ですね。
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