佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

全日本合唱コンクール全国大会in新潟その1

2005年12月06日 01時20分30秒 | 合唱
 お待たせしました(もう待ってないって)。
少しずつ書きます。

 11月19日(土)、20日(日)に、
全日本合唱コンクール全国大会が、
新潟のりゅーとぴあコンサートホールで開催された。

 忘れないうちに。
この大会を誘致し、運営に関わった
県連関係者、全ての方々に、御礼申し上げたい。
ありがとうございました。
一部の方のブログ等ですが、
ホールの評判もまずまずのようでした。
運営も良かったのではと僕は感じています。

 さて、初日、大学B、A、一般Aの部。
朝、寝坊。急ぐ。
10:00過ぎに到着。審査員紹介中。
正面の席が取れず、やむを得ず下手寄りのブロックへ。

 大学Bの部。
どうしても書いておきたいこと。
最初の愛媛大学合唱団。
始まる寸前に携帯の音が。


 ありえねー!絶対に。
橋幸夫の「盆ダンス」くらいありえない。


 狙ったとしか思えないくらい許せない。
マナー以前の問題だ。
どうしても気をつけて欲しいから書きました。

 気になった団体。
最初の愛媛大学合唱団の女性指揮者。
いいバトンを振っていた(素人目ですが)。
現場の先生などには、肘をこねくり回すような
指揮振りする人が結構いるのだが、
そんなことはなく、好感。

 1~5までは、下手寄りのブロックで、
非常に聴きづらい感じだった。
このホールしょっちゅう来ているが、
全体像が分からないので
これまで避けてきたブロック。
慌てて休憩中に正面3階へ。
6~10は正面で聴く。

 故郷のホールに恐縮だが、
アリーナ型のホールは、
シューボックス型と違い、
聴く場所によって大きな差がある気がする。
なので、今ひとつ客観的な判断が出来ず。

 大学A。
響いているホールのせいかもしれないが、
声の鳴っている合唱団が多い。
声作りを進めているせいなのか。
ただ、うーん、もう少し
すっきりした響きの合唱団があっても良かった気が。
そういう意味では、僕の出身合唱団である、
新大室内合唱団(唯一の県勢)は、
明らかに他団と一線を画していたが、
それはそれで物足りなさも若干感じ、
バランスの取れた演奏の難しさを感じる。

 一般A。
1~6まで聴く。
率直な感想。
課題曲と自由曲の出来の差が激しい
合唱団が結構あった。
もちろん、課題曲軽視(あくまで結果論ですが)。
その中でも、贔屓するつもりはないが、
東京時にお世話になっていた
CANTUS ANIMAEは良かった。
課題曲、唯一の演奏だった。
フォルテと弱音の絶妙な交替。
日本語の発語。深みのある演奏だった。
自由曲は、打楽器と合唱の呼応、
アンサンブルが楽しめた。

 アンサンブルVine。
もともと美しいサウンドを持っている合唱団。
以前は、ちょっと控えめな感じもしたが、
少し響きも厚くなり、安定感があって、
それでもなお、すっきりとしたサウンド。
こちらも唯一のサウンドだった。

 繰り返しますが、
上記評価は、あくまでも1~6までの演奏内でです。

 後ろ髪をひかれる思いで会場を後にする。

 (その2へつづく)



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