交響曲第2番「讃歌」は、
グーテンベルク印刷術発明400周年記念祝典のために
作曲されました。
曲の構成としては、ソプラノ2人とテノールソロ、
合唱が付随する形です。
1、Sinfonia
2、Coro (e Soprano solo)
3、Recitativo (Tenore solo)
4、Coro
5、Duetto (SopranoⅠ、Ⅱsolo ) e Coro
6、Tenore Solo
7、Coro
8、Chorale
9、Soprano e Tenore solo
10、Coro
合唱については、
ドイツロマン派音楽の流れを汲むもので、
非常に重厚なつくりが特徴です。
メンデルスゾーンは、
一般的には富裕な家庭に生まれ、
幸せな人生を送ったとされていますが、
ユダヤ系ドイツ人の家庭に生まれたということで、
色々な辛酸をなめてきたのも事実だと思います。
また、作曲家のみならず、指揮者として、
バッハをはじめ、その当時演奏されなかった過去の
(今で言うバロック時代等の)音楽を
次々と紹介したことでも知られています。
この「讃歌」、
メンデルスゾーンの交響曲の中では
3番、4番に比べて、圧倒的に演奏頻度が少なく、
録音も非常に少ないです。
生の演奏に接すること自体が貴重です。
おそらく今後10年は新潟では演奏されないでしょう。
この機会を逃したら、一生聞けないかも知れません。
皆さん、明日の演奏をおたのしみに。
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