越の風 Vol.8

　本日は諸事情あって
国民文化祭の上越での合唱の祭典に
行かないことにしたもので
代わりにだいしホールで開催された
「越の風 Vol.8」
に行ってきました。
　
　新潟在住やゆかりの作曲家の作品を
中心としたコンサートのシリーズで、
私はおそらく何年か雨にヤマハのホールで
開催された時以来に伺いました。


　

　
　子どものための作品ステージもありましたが
基本的にはいわゆるバリバリの現代作品です。
もちろん難解な作品もあるのですが
そもそも分かろうとせず
ただ聴いて何を感じるかで良いのかなと思っています。
演奏者は新潟の実力者ばかりですし
色々な観点から楽しませていただきました。
　
　ただやっぱり先日も書きましたが
どうも分析癖があるのが私の特徴のようですね。
感覚的に楽しむ、ということも出来たらと思いますが。
　
　印象的だったのは
子どものための作品を演奏した
ジュニア世代のお二人ですね。
とても堂々とした演奏でした。
特に後藤先生の素敵なピアノ小品を演奏した方は
和音の色合いとかその移ろいによる色彩の変化を
工夫された演奏で素晴らしいと思いました。
ああいう演奏をしてくれると
作曲家は嬉しいんじゃないかなと勝手に想像しておりました。
　
　仕事の関係で
最後の遠藤さんの作品だけ聴けず残念でした。
　
　ああいう技術的に難しい作品をみなさん演奏するのは
単純にすごいなと思いますし
私は技術は足りませんが
現代の作品を聴く、演奏する機会をもっと作りたいと
感じた次第です。
　
　関係者の皆様ありがとうございました。
　
　そして上越での合唱の祭典の関係者の皆様も
おつかれさまでした。