悲惨な試合はもう見られないと思う。。。
ドログバと今野のケガのシーンが一番の象徴。
どちらも無駄なプレーが引き金になってしまった。
他にもいろいろなこと全てが色々な意味で悲惨だった。
思うに、
格上のチームに対してどういう風に戦うか、
というシュミレーションを踏むのが遅過ぎたのだと。
ポゼッションしてボールを回せた試合というのは、
アジア予選だったり、日本国内での相手が2軍の
テストマッチだったりで、
スペースがある中でプレーする時にしか日本の良さは出ない現状。
本当は、強い相手に日本らしいサッカーをして戦う、
という岡田監督の当初の話は脆くも崩れて、
チームとして連動しない中、
急に本田の個の力だったり、
今日の長谷部のように急に個を持ち上げて試したり、
W杯前の最後の試合でいきなり強い相手に
これまでやってない布陣を試して、
パスが全く回らず連動性もなく、、、
つまり今までやって来たことを自分で否定して、
その結果が今日の試合になってしまったわけで。。。
強い相手に引いて戦うことは別に恥ではなくて、
要はインテルのようにどういう戦いっぷりを見せられるか、
なので、
でもそういう戦い方はこれまでしてこなかったので。。
イングランド戦も今日の試合も、
守備ブロックを作って守るならそれでも良い訳で、
ただ哀しいかな、日本にはカウンターの戦術が無くて、
そういう戦い方をするなら、
本当は走力のあるFWとかを前線を置かないといけないけど、
いないのが現状で。。。
であれば、ボールを奪ったら、なるべく多くの人数が
ゴール前まで詰める迫力が必要になってくるけど、
それだけ走れるコンディションの選手も少ない。
残念ながら、アルビレックスのような気持ちを
代表チームに持つことは出来ない現状で、
代表チームだからそういうものだと思いつつ、
今日の試合の中で、
「この4年間で60数試合を戦った」
という実況のコメントを聞いて衝撃。。。
「そんなに試合してたのか。。。」
勿体ないと言うか何と言うか。。。
ここに来て、
ここまで誰も機能しない試合は初めてでは。
誰も生きていない、生かされていない試合は。
W杯はもちろん見ます。
日本の試合も見ます。冷静に。
というか、サッカー面白いし、深いし。