社会断想

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小学校同窓会名簿・・60有余年たった今

2007年09月05日 17時25分24秒 | 我が想い出シリーズ
小学校卒業名簿が来た・・・65年前のクラス名簿

郷里の小学校時代の同級生K君から突然電話を貰った。用件は小学校卒業名簿を送る、同窓会も開くので出席の可否を知らせてくれとのことであった。
K君とは旧制中学から新制高校と同級生で且つ郷里での高校のクラス会で1~2度会ったことがあるのだが、小学校の同窓会の件にはいささか戸惑ったのである。
高校時代の同窓会は郷里在住者も東京在住者もほぼ毎年行っており郷里・東京の同窓会同士の交流もあり、お互いの消息はほぼ掴めているのだが、小学校の場合は卒業以来60有余年を経て、その間一度も同窓会の話はなかったと思う。それが今回の話である。戸惑わざるを得ないわけである。
多分出席は叶わぬとK君には伝えたものの 名簿だけは是非欲しいとねだった。
数日後送られてきた名簿は小学校6年卒業時の名簿とのことである。
早速、男子4組、女子3組(それぞれ組名があり男女別々の組み分け)の名前リストを辿ってみた。
同期の児童数約360余名で当時でも県下の有数の大規模校と言われていたようだ。
余談だが、1年入学式の校長先生の訓辞の一節「この学校の生徒数は2600名、今年は紀元2600年(当時の皇国史観での年号)のお目出度い年に君たちは入学した」との話を未だに覚えているのは当時6才の頭が数字の語呂合わせに妙に納得したのだろう。
ともかくリストを辿っていくと記憶にあるのは旧制中学に進学した連中で彼等のほとんどとはその後6年を 過ごしたわけだから当たり前であろう。
問題は商業学校・高等女学校或いは小学校高等科に行った人達とは狭い町ながらあまり交流はなかったので、大半は記憶にないのである。
しかし、はっきりと懐かしく想いだす人もいて、じっと暫く名前を見つめ、あのとき、この時の記憶を辿るのである。
特に通学路が同じで行き帰りにふざけ遊びながら過ごした人達数人である。
ところが残念なことに名前は記載されているが住所等が空白つまり消息不明なのである。
彼等の内MとT君の消息は是非知りたいと思い冒頭のK君に消息追跡を図々しくもお願いしたわけである。
それにしても死亡と記載されている人達が50名ばかりいる。消息不明者の中にも既に故人となった人も相当数いると察せられる。 合掌。

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