社会断想

諸々の社会現象にもの申す
中高年者・定年退職者向け

ヘリコプター・ペアレントとは?

2008年05月27日 12時17分21秒 | 社会断層
ヘリコプター・ペアレントとは何?
通学途中で急な腹痛を起こした子供を救うために腹痛薬を押っ取り刀で届けるという薬会社のTVコマーシャル がある。
アメリカではヘリコプター・ペアレト(ヘリコプターに乗った親達)という言葉があるそうである。つまり子供に一旦事が起これば親がヘリコプターで子供の頭上に舞い降りるというものである。ともにマンガチックな状況なり言葉であるがヘリコプターが登場する発想はいかにもアメリカ的ではある。
大学の入学式から就職相談まで付き添う又は口出しする親がこのところ急増しており、大学当局もこれの対応に頭を悩ませているという記事がA紙に出ていた。少子化時代を反映しての親の過保護の結果であろうが、昔人間の小生には何ともため息の出る話である。
ため息ついでに10年ぐらい依前に聴いた話を思い出した。
同窓会か何かの小さな集まりで当時の学長先生が嘆いていた。つまり入学式に付き添ってきた母親がまるで幼稚園児の保護者意識レベルの質問をしてきたそうである。(子供を自転車で通学させたいが交通事故が心配なので安全ルートはないか?等)学長先生は腹立ちを通り越し情けなくガックリした由。
ということは過保護の親とひ弱な学生のペアー現象は今に始まったことではないのだろう。


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