・やぶのなか【藪の中】とは、《芥川竜之介の小説「藪の中」から》関係者の言うことが食い違うなどして、真相がわからないこと。(国語辞典)
・世の中、藪の中のことは多い。今回の桜宮高バスケ部の件もまさにこれだ。この件に関し、色々な意見がテレビや新聞を賑わしているが、23日付け産経新聞載っている下記の曽野綾子氏のコラムが最も的を得ていると思う。
「私が驚くのは、顧問といい市長といい、自分の影響で人を変えられるという信念に満ちていることだ。つまり言葉を換えていえば、愛情深いのである。
私は人間というものを改変する力は、多分に偶然によるものだろうと考えている。
・・・・・・・いじめの問題も制度を作るくらいではほとんど解決しないだろうと思う。人間は心の体質を変えて、免疫力をつけることが大事なのだ。」(体罰と人間観・曽野綾子)
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