てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

ミーちゃんです

2010年06月18日 19時16分45秒 | 仲間(動物篇)

 大好きな ミーちゃんです。

 
   泣いたり 笑ったり 酔っ払ったり 怖がったり 苦しんだりしている私を
   誰よりも知ってる ミーちゃんです。

  
  ミーちゃんです。

  

スカパー 哀愁

2010年06月18日 18時57分52秒 | 音楽

 少し前に スカパーが入りました。

 AXNや ミステリーチャンネル 洋画を観るのが楽しみになりましたが、クラシカジャパンで 時々腰が立たなくなります。

 今日は フィッシャー ディスカウのシューマン歌曲集に見入っています。

 詩が 素晴らしい  きれいで甘美で情熱的です。
 日本の現代詩人も好きですが 私の中では古典の詩には叶いません。

 音大時代 私は歌うことが大嫌いで でもピアノを弾くのが大好きでした。

 教授のリサイタルの練習用伴奏をしていたので ドイツリードは ほとんど全曲弾きました。なつかしいです。

 私は歌曲は歌えないけれど ピアノを弾きながら心の中では 歌っていました。
 歌手は 詩の意味を理解して歌うのでその表現力についていくには 私も詩を読んで理解して 歌手と同じように詩に入り込む力量が必要でした。
 教授は 詩を書いた紙を私に渡し そして歌いながらその節の意味を話してくれました。

 同級生たちより上のことをしているような優越感も 今考えるとあったように思います。

 永い時間を経て 今 詩の中の出来事が自分の隣に居座っているような気さえします。

 あんな愛 これほどの愛 気づかなかったのか 見つけられなかったのか
 それとも私を避けていったのか 私が避けていたのか
 
 いろいろな事を考えさせられます。

そして もう一つ 今 思うと その教授と何もなかったことが 今でも不思議です。
 希望と若さに 確かにピチピチしていた女学生に手を出さなかった教授。
 「ゆりこ ゆりこ」と可愛がってくれたのに ただの一度も 危ないことをしませんでした。

 3年ほど前に 宮崎の芸術劇場で偶然 再会しました。
 その夜 電話がきました。

 相変わらず「ゆりこ ゆりこ」と言っていましたが 私のたっちゃんの事を遠くで知っていて「これから 少しでもいい人生を送れるように祈ってるよ」と言っていました。

 とても 素晴らしい時間を 思い出しました。