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TAOコンサル『市民派アートコレクターズクラブ』

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ヴェルサイユ宮殿で開催中の李禹煥(リ・ウーファン)展のこと

2014年09月07日 | モダンアート
パリ・ヴェルサイユ宮殿で李禹煥の特別展が開催されている。
李禹煥は今年78歳。若い頃、韓国から移住して以来哲学を学び、その後もの派の中心的存在として活躍して来たアーティスト、今回はヴェルサイユ宮殿で立体を中心とした展覧会である。(以下は本日のNHK日曜美術館で放送された画像である)




展示作品は自然の象徴としての石と人工物としての鉄を配置したものが中心であるが、李さんは「自然の未知なるものが無限性・宇宙の大きな力、いろんな要素を引き出してくれるのが芸術の面白さ」と語っていた。




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私は20年以上前から李禹煥に関心を持ち、作品を見続けて来た。2003年にソウルで開催された回顧展にもシロタ画廊主催の旅に参加、李さんを囲んで会食するなど楽しい思い出であった。下記写真は回顧展及びブログに作家の紹介文を書いた折のものである。

2000年頃、李さんと歓談

 作品 初期Correspondance作品

 2003年ソウル回顧展の旅