田中雄二の「映画の王様」

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『駅馬車』(66)

2020-05-02 19:34:44 | 映画いろいろ

『駅馬車』(66)(1978.1.20.)

 およそ40数年ぶりに再見。オリジナルをそのままリメークしたのでは能がないと考えたのだろう。登場人物の背景やキャラクターにいろいろと加味しているのだが、その分冗漫になり、オリジナルがいかに締まった傑作だったのかがよく分かる。アクション的には頑張っているが、マカロニの影響を感じなくもなかった。

オリジナルの39年版と比較してみる。

モノクロ→カラー
配給:ユナイト→フォックス
製作:ウォルター・ウエンジャー→マーティン・ラッキン
監督:ジョン・フォード→ゴードン・ダグラス
脚本:ダドリー・ニコルズ→ジョセフ・ランドン
撮影:バート・グレノン→ウィリアム・H・クローシア
音楽:ボリス・モロース→ジェリー・ゴールドスミス

脱獄囚リンゴ・キッド:ジョン・ウェイン→アレックス・コード
酒場女ダラス:クレア・トレバー→アン・マーグレット
医師ブーン:トマス・ミッチェル→ビング・クロスビー
保安官カーリー:ジョージ・バンクロフト→バン・ヘフリン
御者バック:アンジー・ディバイン→スリム・ピケンズ
ルーシー・マロニー:ルイズ・ブラット→ステファニー・パワーズ
賭博師ハットフィールド:ジョン・キャラダイン→マイク・コナーズ
行商人ピーコック:ドナルド・ミーク→レッド・バトンズ
銀行員ゲートウッド:バートン・チャーチル→ロバート・カミングス
悪党ルーク・プラマー:トム・タイラー→キーナー・ウィン
騎兵隊中尉:ティム・ホルト→ジョン・ガブリエル
インディアン:ジェロニモ(アパッチ族)→クレイジーホース(スー族)

 


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