『ボーン・アルティメイタム』(07)(2007.10.30.東宝東和試写室)
『ボーン・アイデンティティー』(02)『ボーン・スプレマシー』(04)に続く、ボーン・シリーズの第3作『ボーン・アルティメイタム』を試写。
相変わらず、すさまじいスピード感に満ちた映画だが、手持ちカメラや寄りの構図で撮られたアクションを矢継ぎ早に見せられると、年のせいかどうも落ち着かない。先に見た『ダイ・ハード4.0』(07)もそうだったが、最近のアクション映画にはこの手の描写が多くて閉口させられる。
主人公ジェイソン・ボーン役のマット・デイモン自体はなかなか魅力的で、ジョアン・アレン、スコット・グレン、デビッド・ストラザーン、そしてアルバート・フィニイという渋くていい脇役もそろっている。それなのにこの出来ではいささか虚しい気がした。
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