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『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

2023-08-26 08:51:50 | 新作映画を見てみた

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(2023.8.17.東宝東和試写室)

 ミュータントガメのミケランジェロ(声:シャモン・ブラウン・Jr)、ドナテロ(マイカ・アビー)、ラファエロ(ブレイディ・ヌーン)、レオナルド(ニコラス・カントゥ)は、不思議な液体「ミュータンジェン」に触れたおかげで今の姿になった。

 彼らは、養父でネズミのスプリンター(ジャッキー・チェン)と共に地下で身をひそめるように過ごしているが、中身は人間のティーンエイジャーと変わらない。

 そんな彼らの前に、ハエのスーパーフライ(アイス・キューブ)を筆頭としたミュータント軍団が現れる。同じミュータントの仲間がいたことを喜ぶタートルズだったが、スーパーフライ軍団は人間社会を乗っ取るという野望を抱いていた。

 ニューヨークを舞台にカメの忍者4人組の活躍を描き、さまざまなメディアで根強い人気を誇る「ミュータント・タートルズ」を、アメコミタッチの新たなビジュアルで映画化した長編アニメーション。

 コメディアンで俳優のセス・ローゲンがプロデューサーを務めた。監督はジェフ・ロウ。

 芸術的なデザイン、スケボー、ラップなどのストリートカルチャーを盛り込み、スプリンターの声はジャッキー・チェンが担当するなど、いろいろと見どころはあるのかと思った。

 ところが、雑に見えるデザインに最後までなじめず、しかもグロテスクな描写が目立ち、おまけにタートルズがしゃべり過ぎで鼻につく。うーん、これはちょっと困った。



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