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映画の王様

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【ドラマウォッチ】「こんばんは、朝山家です。」(第1話)

2025-07-07 11:02:53 | ドラマウォッチ

「イライラするけど面白い」
「足立さん。このドラマのこともエゴサしているのかな」

https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1479081
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e725b331afab2ea28cada81028afd234dc6ba64

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『生きがい IKIGAI/能登の声 The Voice of NOTO』

2025-07-07 08:26:50 | 新作映画を見てみた

『生きがい IKIGAI/能登の声 The Voice of NOTO』(2025.6.20.オンライン試写)

 石川県・能登の山奥。元教師で「黒鬼」と呼ばれていた山本信三(鹿賀丈史)は、土砂災害で家を失い、避難所にもなじめず、崩壊した自宅の一角で孤独に暮らしていた。

 ある日、彼のもとを被災地ボランティアの青年(小林虎之介)が訪れ、自宅の片づけを手伝ってくれることになった。しかしその青年が、信三の亡き妻の形見をうっかり捨てようとしたことで、激怒した信三は彼を追い出してしまう。

 だが後日、再び現れた青年は、自身もまた深い喪失感を抱えていることを打ち明ける。その話を聞いた信三の心にも、次第に変化が芽生えていく。やがて信三は、被災して倒壊した家に閉じ込められていたときの体験を語り始める。

 演出家の宮本亞門が30年ぶりにメガホンを取り、能登半島地震と豪雨を経た人々の再生と希望を描いたショートフィルム。2024年元日に発生した能登半島地震で甚大な被害を受け、さらに8カ月後の豪雨によって2度目の災害に見舞われた能登で、ボランティア活動に参加した宮本が復興支援を目的に製作。作品の収益の一部は、能登復興のために寄付される。

 主演は石川県出身の鹿賀丈史。共演には常盤貴子、津田寛治、根岸季衣らが名を連ねる。本作のメイキング撮影から生まれた手塚旬子監督のドキュメンタリー「能登の声 The Voice of NOTO」が併映される。能登を襲った災難を忘れないためにも、こういう復興支援の形もありだと思う。

 

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『ストレンジ・ダーリン』

2025-07-07 07:59:09 | 新作映画を見てみた

『ストレンジ・ダーリン』(2025.6.7.オンライン試写)

 シリアルキラーによる連続殺人事件の恐怖に包まれたある街。モーテルの前に1台の車が停まる。そこには、バーで知り合ったばかりの1組の男女が乗っていた。やがてその女“レディ”(ウィラ・フィッツジェラルド)は男“デーモン”(カイル・ガルナー)に命を狙われ、銃を持った彼から必死で逃げるが…。

 ある男女の出会いが予測不能な展開へと突き進んでいく様子を、時系列を巧みに交錯させた6章の構成で描いたスリラー映画。マディセン・ベイティ、スティーブン・マイケル・ケサダ、エド・ベグリー・Jr.、バーバラ・ハーシーが共演。

 監督・脚本は本作で注目を集め、スティーブン・キング原作の映画『死のロングウォーク』の脚本に起用されたJ・T・モルナー。俳優のジョバンニ・リビシが、プロデューサーと撮影監督を務めている。

 冒頭で6章立てであることが明示されるが、いきなり3章から始まる。そして銃を持った男に追われる女が映るが、これがすでにミスリードの始まり。この後、5章、1章、4章、2章、6章とあえて時系列を交錯させた予想外の展開を見せられながら、思わず「そうくるか」となった。これは編集の妙味によるもの。

 時系列の交錯という点では、クエンティン・タランティーノの『パルプ・フィクション』(94)やクリストファー・ノーランの『メメント』(00)を想起させるが、それらとはまた一味違った面白さがある。”チャプターツイストスリラー"とはよく名付けたものだ。

 また、35ミリフィルムで撮影されたざらざらとした質感、最近では珍しいたばこの火や煙の強調、赤を基調とした印象的な色遣いなどを見ながら、70年代のニューシネマ的な味わいがあると思っていたら、その時代に活躍したバーバラ・ハーシーまで出てきたので念が入っている。

 この監督は相当な映画マニアだと思ったが、インタビューをした際に影響を受けた映画のタイトルを次々と挙げてきたので わが意を得た思いがした。

 以下、 『羅生門』(50)『召使』(63)『マドモアゼル』(66)『俺たちに明日はない』(67)『ファイブ・イージー・ピーセス』(70)『肉体の悪魔』(71)『赤い影』(73)『戦慄の絆』(88)…。最初は全体の構成に驚き、二度目はどこにこれらの映画の影響が出ているのかを考えながら見るのも楽しい。

 

 

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