熱海経由で静岡県三島市を訪れた。これまで伊豆長岡や修善寺を訪れた際に、伊豆箱根鉄道への乗り換え駅として利用したことはあったが、下車したのは初めてだった。市内各地に湧水があるため、ここが水の街と呼ばれていることは知らなかった。
源頼朝とゆかりがある三嶋大社に詣でた後、名物のうなぎを食べる。高かったが美味なり。
三島駅と三嶋大社の間にある、桜川に沿った水上通りに、三島の地に関わりのある文学者や、その作品の記述が刻まれた文学碑が建ち並ぶ「水辺の文学碑」というのがあった。太宰治や司馬遼太郎が、的確に三島について描写していたが、井上靖の『少年』の一節には、かつて三島に映画館がたくさんあったことが記されていた。
白滝公園の横には、「よいしょよいしょ」という掛け声とともに、三島のおいしい水(富士山の湧水)をくんでくれる「めぐみの子」という、からくり人形があった。何だかけなげに見えて困った。
また、柿田川の水源地には、徳川家康が隠居所として駿府城から移り住む計画を進めていた「泉頭城」(現・柿田川公園)があったらしい。最近では、小松菜奈、坂口健太郎が出演した『余命10年』のロケが行われたという。
熱海
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