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映画の王様

映画のことなら何でも書く

横浜の山手あたりをぶらぶらと散策

2022-02-13 15:01:47 | 雄二旅日記

 中華街→元町→外国人墓地→アメリカ山公園→山手資料館→ゲーテ座跡→港の見える丘公園→フランス山(領事館跡)→山下公園→関内(喫茶大学院)というコース。

 山手資料館では、1862年に居留外国人向けの雑誌『ジャパン・パンチ』を創刊し、風刺漫画と文章を描いたチャールズ・ワーグマンについての資料を見ることができた。そのほか、外国人墓地に葬られた、鉄道技術主任のエドモンド・モレル、フェリス女学院を創設したメアリー・キダー、ビールのウィリアム・コープランドらについての情報もあった。

 また、近くには、1870年(明治3年)に、オランダ人のノールトフーク・ヘフトが居留地に建てた日本初の本格的演劇場ゲーテ座の跡もあった。

 内藤誠の『ヘボン博士のカクテル・パーティ』(講談社)によると、ゲーテ座では、1919(大正8)年のジョン・フォード監督の『恋の投縄』(19)『荒馬』(?)から本格的に映画も上映し始め、谷崎潤一郎は『アベ・マリア』という小説の中で、ゲーテ座でセシル・B・デミル監督の『アナトール』(21)を見たことについて記しているという。

 横浜の山手近辺でロケされた映画は数多くあり、『かながわシネマ風土記』(丸岡澄夫)に詳しく載っているが、その中でも、成瀬巳喜男監督の『ひき逃げ』(66)、降旗康夫監督の『冬の華』(78)で健さんがこの辺りを歩くシーンや、黒澤明監督の『天国と地獄』(63)で竹内(山崎努)が山下公園をうろつくシーンが特に印象に残っている。

 そういえば、「丘を登れば外人墓地あたり」という歌があったと思って、調べてみたら「長崎慕情」(作詞:林春生、作曲:ザ・ベンチャーズ、歌:渚ゆう子)で、全く関係なかった。

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神保町へ

2022-02-02 09:50:46 | 雄二旅日記

 私用のついでに神保町に立ち寄る。閉館が決まった岩波ホールの看板がやけに小さく見えた。

 古書店で、1960年代の映画評論を集めた『現代アメリカ映画』(佐藤忠男・評論社)と、ミュージカル俳優や映画音楽の作曲家についての列伝『ハリウッド大好き!…栄光をつかんだ人たち…』(関光夫・中央アート出版社)を購入。

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「和田誠展」からピックアップ

2021-11-28 11:16:18 | 雄二旅日記

「和田誠展」(東京オペラシティアート・ギャラリー)からピックアップ。

『生きる』『シェーン』『アパートの鍵貸します』『手錠のまゝの脱獄』『十二人の怒れる男』『ヴェラクルス』『イエロー・サブマリン』『ジョン・フォード』『華麗なるギャツビー』『マルタの鷹』「ヒカリエ壁面画」

 

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広島『孤狼の血 LEVEL2』『彼女は夢で踊る』『吟ずる者たち』

2021-11-21 00:15:31 | 雄二旅日記

 およそ2年ぶりに広島を訪れた。

 

 偶然入ったお好み焼き屋(「八誠」)をはじめ、結構な頻度で街中に『孤狼の血 LEVEL2』のポスターが貼ってあった。他にも、広島を舞台にした『吟ずる者たち』『彼女は夢で踊る』のものも見掛けた。また、「サロンシネマ1・2」という映画館は、宮崎祐治のイラスト(『ジョーズ』『アメリ』『東京物語』『タクシー ドライバー』)を掲げていた。広島は意外に映画どころなのだ。

『孤狼の血』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/149ca421a7ba0f8241ec6ed4be4d8686

【インタビュー】『彼女は夢で踊る』加藤雅也
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/7ad08433cb6654e0d56745e39d3b2e64

 

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「和田誠展」その4

2021-10-30 07:27:42 | 雄二旅日記

夫婦50割引、『お楽しみはこれからだ』、

「世紀末の記録アート」山手線 東京駅、原宿駅、新橋駅、渋谷駅

寄席葛飾亭

 

『麻雀放浪記』『快盗ルビイ』『怖がる人々』『真夜中まで』

 

 

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「和田誠展」その3

2021-10-30 07:14:13 | 雄二旅日記

日活名画座


シアターアプル

世田谷フィルムフェスティバル

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「和田誠展」その2

2021-10-29 23:58:11 | 雄二旅日記

『チャップリンのアート・オブ・コメディ』、「チャップリン作品集」(『街の灯』『ライムライト』『殺人狂時代』『モダン・タイムス』)、「和田誠個展 LAST SCENE」(『街の灯』

『シネ・ブラボー!』『ワイルダーならどうする?』

「2001年シネマ・オデッセイ 映画ポスターの20世紀」(『フランケンシュタイン』)、「和田誠・スクリーン・グラフィティ」ロバート・ミッチャム(『さらば愛しき女よ』)、ハンフリー・ボガート(『マルタの鷹』

『大いなる西部劇』

『座頭市と用心棒』、黒澤明

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「和田誠展」その1

2021-10-29 23:43:34 | 雄二旅日記

 東京オペラシティアートギャラリーで開催されている「和田誠展」へ。撮影がOKだったので、映画関連を中心に撮りまくったのだが、本当に大好きな絵、大好きな本、大好きな映画に囲まれながら、これほどいろいろなことを教わり、楽しみと影響を与えてくれた人は他にいないと思うと、胸がいっぱいになり、何だか泣きそうになって困った。

ベートーベン、市川崑、オードリー・ヘプバーン(『戦争と平和』)、薬師丸ひろ子(『セーラー服と機関銃』
マーティン・ルーサー・キング、アルフレッド・ヒッチコック、マレーネ・ディートリッヒ(『嘆きの天使』)、渥美清と山田洋次、
エドガー・アラン・ポー、ジョン・フォード、クラーク・ゲイブルとビビアン・リー(『風と共に去りぬ』)、王貞治

フランク・シナトラとディーン・マーティン、リタ・ヘイワース、グレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒ
ザ・ビートルズ、リー・マービン、ジョン・ウェイン、リチャード・ウィドマーク

セシル・B・デミル、フェデリコ・フェリーニ
『ラスト・エンペラー』『地上最大のショー』(ジェームズ・スチュワート)
マルクス兄弟、ドンファン

東洋現像所(現イマジカ)のカレンダー
『シェルブールの雨傘』『イージー・ライダー』
『キャバレー』『チャップリンの独裁者』
『八十日間世界一周』『生きる』『アニー・ホール』

(つづく)

で、俺も立派な和田誠マニアだ。

和田誠グラフィティ1
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/760b470449a7985133fc43b5c5f985fa
和田誠グラフィティ2
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/8b443045117c075505c95c5fd48f6f1c
和田誠グラフィティ3
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/875f530f2d5cfef7103671ba4e924f8d
和田誠グラフィティ4
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/224d6f8eab9042a14e9fcb8c6ccd82f5

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「東京国際映画祭2021」

2021-10-29 20:58:07 | 雄二旅日記

 「東京国際映画祭2021」のプレスパスを受け取りにミッドタウン日比谷へ。ゴジラ像とともに一枚。メイン会場が六本木から日比谷に移ったが、あまり芳しくない気がする。今回のオープニングはクリント・イーストウッド監督の『クライ・マッチョ』。クロージングは『ディア・・エヴァン・ハンセン』だ。

https://2021.tiff-jp.net/ja/

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「滝廉太郎居住地跡」

2021-10-29 12:09:42 | 雄二旅日記

 『ディア・エヴァン・ハンセン』を見た東宝東和の試写室は、地下鉄の半蔵門駅から坂を上った千代田区一番町にあるのだが、その手前に「滝廉太郎居住地跡」のレリーフがある。

 「花」「荒城の月」「箱根八里」「鳩ぽっぽ」などの名曲でおなじみの作曲家・滝廉太郎は、明治27年~34年まで、一番町に住んでいたらしい。25歳で亡くなったのにこれだけの名曲を残したとは…いまさらながら驚くほかない。

 澤井信一郎監督、風間トオル主演の『わが愛の譜 滝廉太郎物語』(93)という映画もあった。

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