むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『虹の家のアリス』加納朋子(文春文庫)

2023年11月17日 | 読書
前に読んだ『螺旋階段のアリス』の続編になります。
50代で、脱サラし、あこがれの私立探偵になった男と、これまた私立探偵にあこがれて飛び込んできた道楽少女? 安梨沙のほのぼのミステリー物語になります。
殺人事件系のミステリーを好まないので、わたしが読むミステリー小説は、ほのぼの日常系になってしまいます。
加納朋子のアリスシリーズは、2冊で完結となり、これで最後。
少女がアリスでいられる短い時に凝縮された時のようで、残念ですが、それはそれでよいと思えるのです。
新装版↓も発売されているので、人気はあるようです。


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円を描くカナヘビ

2023年11月14日 | 小さな自然
ヘビと会うと金運が上昇するような気がするのでうれしいのですが、立冬となればみんな冬眠してしまっているでしょう。
カナヘビくんは、結構寒くなるまで元気で活動しています。
カナヘビは、金蛇ですし、円を描くようなポーズでいると、小銭が入りそうで演技がよさそうです。
年末に向けて少し稼いでおきたいところです。
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『こぶしの上のダルマ』南木圭士(文春文庫)

2023年11月12日 | 読書
毎年、秋が深まってくると読みたくなる作家さんです。
信州の枯葉の道を行くがごとく、静かに流れる時間を感じることができます。
私小説風の短篇が連なって構成されていて、人生でほんの1年程度いっしょに住んでいたおばさん(お婆さん?)のおぼろげな記憶からはじまり、身の回りの些細な出来事を交えながら進んでいきます。
そんなことを読んで何が面白いわけでもないですが、一人の人の自分とはまた別な人生を疑似体験できることは、人間の深さを作る上で大切なことだと気づき始めた自分がいます。

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アカタテハ ぱたぱた

2023年11月08日 | 小さな自然
山の中のベンチで休んでいたら、アカタテハが周りを飛び回っていました。
泊まっては飛び、飛んでは止まり、目の前で、はやく写真を撮ってくれと言わんばかりです。
いっぱい撮ったよ~。
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『じぶん時間を生きる』佐宗邦威(英治出版)

2023年11月07日 | 読書
効率的に時間を使う方法論が書かれたビジネス書が多いですが、この本は、効率的じゃなくていいんじゃない? 的な本です。
コロナ禍で、生産がストップし、良くも悪くも暇な時間を過ごした中で、考え直したほんとうに豊かな時間の使い方というより哲学が書かれています。
効率的に仕事を回すことも重要ですが、余裕を持った生活をすることによって、豊かな時間を過ごすことができるでしょう。
他人に合わせた時間の使い方ではなく、自分に合わせて時間を使うのです。

まあ、バランス感覚が大事だと言われればそれまでですが。
これから、定年になる人にとっても有意義な本だと思いました。



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メルカリ10月の結果

2023年11月06日 | 投資・節約
10月のメルカリの売り上げは、64,502円でした。

朝の出勤前に窓辺で撮影していたのですが、日が短くなって、平日の朝に撮影することができなくなったので、出品頻度が落ちました。
そのため、売り上げが伸びませんでした。
あまり、頻繁に発送するのも忙しいので、出品数をセーブしながら、のんびり取り組んでいきたいです。
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角田山(浦浜コース)2023秋

2023年11月03日 | アウトドア
9月並みの陽気となった日、ひさしぶりに角田山へ登りました。
今年の夏の酷暑の影響か、ムラサキシキブやマユミの実は見られず、他の花も少なく、野菊の類が少々咲いている程度でした。
標高が高くなるにつれ、秋の深まりを感じられます。
静かな山行となりました。
頂上は賑やかで、いろいろな人が思い思いに楽しんでいるようです。

稲島コース9合目の観音堂からの眺め

稲刈りは完全に終わっていますが、刈られた稲株から、マサリが出てきて、田んぼが緑色に見えます。
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『活版印刷三日月堂』ほしおさなえ(ポプラ文庫)

2023年11月01日 | 読書
廃れていく活版印刷を再開した若い女性のお話。
ただのお仕事小説と思いきや、言葉の奥深さに気づかされる名著でした。
文章を職業として、言葉を紡ぐ作家の作家たる本領がいかんなく発揮されています。
言葉ってほんとうに良いものです。
そんな感じにさせられました。
こういう小説に出会えると本を読んでいてほんとうによかったと思えます。

この小説は、文庫書下ろしとのことで、もったいないですが、ポプラ文庫でしか読めません。


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