むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『活版印刷三日月堂』ほしおさなえ(ポプラ文庫)

2023年11月01日 | 読書
廃れていく活版印刷を再開した若い女性のお話。
ただのお仕事小説と思いきや、言葉の奥深さに気づかされる名著でした。
文章を職業として、言葉を紡ぐ作家の作家たる本領がいかんなく発揮されています。
言葉ってほんとうに良いものです。
そんな感じにさせられました。
こういう小説に出会えると本を読んでいてほんとうによかったと思えます。

この小説は、文庫書下ろしとのことで、もったいないですが、ポプラ文庫でしか読めません。


コメント
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