わたしは政府の肩を持つ気はありません。
政府に迫っても何も解決しませんし、政府がなんとかするということは、未来において働いている若者に負担を強いるということです。
わたしは、未来において働いてる若者にこれ以上の負担をかけたくないので、自分でなんとかしたいと思っているだけです。
さて、
30年間で2000万円といえば、年間60万円ですね。
もし、年利3%で運用できれば、2000万円の元金があれば、元金を減らすことなくクリアできる数字です。
年利3%と言えば、株の分配金で3%以上あるのは珍しくないですしリート証券でも普通にあります。外国の債権でも珍しくありません。リスクはありますが、できる限り分散投資すればリスクはかなり軽減されるはずです。
2000万円必要と言っても、退職金が2000万円もらえてそれがまるまる残る人は、貯める必要すらありません。
しかし、退職金がそれほど、あてにできない人はどうでしょう。
年利3%で運用しながら、年間60万円取り崩していくとして、いくら元本があれば30年間もつかと計算してみました。
その場合、1300万円が必要でした。
しかし、30年間に金融トラブルが多発しない保証はありません。
念のため、年利1%でも計算してみると、1600万円となりました。
普通に投資・運用について勉強すれば、夫婦2人で、退職金残+老後資金で1300~1600万円用意できればいいことになります。
資金がどうしても用意できない場合は、シルバー人材センターに登録したり、生活を切り詰めたりする方法もあります。
シルバーで働き続けるならば、日当7千円で年間90日働けば60万円確保できます。
働く気もなく資金も用意できないなら、月5万円分切り詰める方法を考えるという手もあります。
金融庁が夫婦2人の世帯では、年金だけだと、月5万円赤字になるため、30年で2千万円の貯蓄が必要という報告書を出したことが原因で騒がしくなっていますね。
国会で野党が年金崩壊だと追及、与党はパニックになって、金融庁の報告書をうけとらないとか意味不明の対応をしています。
この人たちバカなのでしょうか?
そんなことは、庶民はみんな知っています。
上の写真は、労働金庫の資産形成セミナーに参加した人の声ですが、労働者は冷静にとらえていますね。
だって、他人事じゃありませんから、老後二千万円の貯金が必要なことは、みなさん、お勉強しています。
大金持ちの政治家やマスコミには、庶民の生活に興味がなかったようで、いまさら、さわぎはじめました。
労働金庫は、立憲民主党の支持基盤である労働組合の金融機関ですよ。
そこでも、ずっと前から、2千万円の貯蓄が必要だと言ってます。
知らなかったのですか? 立憲民主党のみなさん。
自民党(麻生太郎)は、そんな報告書が出ると、国民の不安をあおるとか、言っとりますな。
国民ってそんなにバカだと思っているのでしょうか?
ちゃんと、老後の生活の準備くらいみんなしていますぜ。
将来、若者一人が老人一人をささえるようになるのだから、年金支給額はどんな政策を取ろうとも少なくなることも、庶民はみんな知ってます。
今朝はほんとうに忙しく、車に飛び乗り、キーを回したのです。
エンジンがかかりません。
えっ、故障?
と思ったのですが、なんかブレーキの踏み心地が軽いことに気が付きました。
あ、アクセル踏んでた
ブレーキを踏んでいないとエンジンがかからない仕組みでよかった~。
いやー、まさか自分が、アクセルとブレーキを踏み間違えるとは思っていませんでした。
高齢者を笑っていられませんね。